- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784415064918
感想・レビュー・書評
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バカになるということ。
人のために何かをするということ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近イライラしがちだったので、自分の気持ちを整理したくて読んでみた。不機嫌な人は、その場の雰囲気や世間体を気にするあまり、自分の感情とは裏腹の態度や言葉を選んでしまい、いい人を演じることで、不機嫌になり、ふさぎ込んでしまうという。怒りは喜怒哀楽の中でもいちばんエネルギーの大きな感情。その出口をふさいでしまえば、感情生活は悪化の一途をたどる。喜怒哀楽をその場その場で素直に表現していくことが大切だと思った。また、他人を嫉妬したり、うらんだりする人間は、たいていの場合、自分では何もしていないという。う~ん、納得!嫉妬やうらみ、こび、へつらいと無縁に生きるためには、自分自身のテーマや目標を持つことが大切という。結局、自分の場合、他人に期待しすぎることで、がっかりすることも多く、その割に自分も努力していなかったと気づいた。他人に期待する前に、まず自分で行動すること。自分の生き方に確信を持ち、自分を信じて、夢や目標に向かって努力し続けることが、悪感情に勝つ唯一の方法なのかもしれないと思った!
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最初の何十ページを読んで飽きたが、著者の体験に基づいた人生訓に感ずる所もある。特に「成果は投じた時間に正比例して増大する」という言葉には力づけられる。
その後、最後まで読み終えて、これはだらだらと人生訓をたれる様な本ではなく、著者の本多さんが自分で勉強して経験して、そこから裏打ちされた彼の人生のお話なのだと気付きました。そして、今在る自分以上を見せようなどという邪心の全くない、無料相談所での経験豊かな見識から語られる言葉が、これがなかなかどうして、目から鱗のものあり、感心させるものあり、でした。
今後人生に迷った時に、再び手に取るであろう必読の書となりました。