「ミス」をきっぱりなくす本 (成美文庫 か- 13-1)

著者 :
  • 成美堂出版
3.10
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本棚登録 : 142
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784415073774

感想・レビュー・書評

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  • 仕事をするうえで、避けて通ることができない「うっかりミス」「ヒューマンエラー」とは何か、なぜ発生するのか。防止策は。

    ためになったビジネス書です。

  • 人の注意力は気持ちや感情にも大きく左右される。
    ネガティブな感情にとらわれている時は、感情そのものに注意が向けられてしまい、仕事の方への注意が不足しがちになる。

    人間の集中力は90分。

    ミスはただ生きるのではなく、善く生きようとする
    から起こる。 ソクラテス
    行為と基準があるところにミスは存在する。
    ミス日記をつける。
    多重課題にしない。
    自分のミスの傾向を知る。
    不注意、だろうで進める、確認不足。

  • まず読みにくい。
    重要なことから書いておらず大事なものと些末なものが混合してしまっている。ミス発生ケースなんて序盤に一つ一つダラダラ書く内容ではない。
    重要なのはメタ認知の話。これが98ページ目ででてくる。50ページほどで終わるが本来ここを膨らませるべきだろう。
    それ以降はミスに対する耐性のつけ方やミスの活かした方でそもそもミスのなくし方ではない。

  • 本の表紙がちょっと胡散臭さを放っているが(失礼)立派なビジネス書である。

    あとがきの「ミスを恐れて何もしないよりミスするかもしれない可能性(リスク)に配慮しながら積極的に生きていくことが大事というメッセージを込めた」まさにその通りの書でありました。




    ※他のレビュアーさんの「ミス人間を排除する」はこの書のテーマではなく、一番厳しい選択肢として実際にある、というものに過ぎません。人命に関わる夜行バスの運転手さんに、傾向として(例えば病気とかで)集中を維持できない人を採用できるか、といえばいくら車の性能を良くしようとも限界があります。
    あまり揚げ足を取ることはしたくはないのですが、多くの方に誤解を受けたら…と思い、差し出がましいのは承知の上、補足致しました。何卒ご理解いただけますと幸いです。

  • ミスを防ぐ話。
    メタ認知にふれているのがよい。
    ただ生きるのではなく、よく生きようとする。

  • 何度も読み返したい。

  • ★×3

    「 ミス 」「 失敗 」関連の文庫がなかったので購入。悪くはなかったが、根本的なミス予防策には至らなかった。簡単に1つで「 ~こうするべき! 」というものを求めていたので少し違った。

  • 再読したい。今は忙しすぎてちゃんと読めてない
    再読。2014.3.29 自己モニタリングが低い。あれ、と思った時他の人は確かめるまで口に出さないんだろうな。

  • 学術的な背景があるので、勉強にもなった。リスクマネジメントの参考にもなる。

  • やっぱりミスを完全に無くすのは無理ですよね…。

  • ミスが多い人間なので、気になったけど、やっぱり、ミスをしない人は、あんまり仕事をしていない人なんじゃないかと思う。

  • 仕事である失敗をしたため、原因追求を目的に読みました。まあまあという感じです。心理学の側面からかいているので、方法論ではなく、精神論が中心です。

  • 自分のミスパターンを把握すること。
    「新しいことに挑戦するときは、必ず失敗するもの」
    心構えという感じの印象を受けた。あとは、しっかりとチェック体制を整えれば(官僚的な)自ずとミスはなくなるよ・・・的な。

  • ミスとは何か、種類と対策、つきあい方、活かし方について書かれた本です。
    大きな発見はありませんが、イザという時に混乱しない支えにはなるでしょう。
    ミスを活かす為にも他人のミスに寛容になり、原因を人だけでなく背景にも目を向ける事を確認しました。

  • あんまり頭に残ってないな(笑)ただ、作者自身の失敗談は面白い。

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著者プロフィール

筑波大学名誉教授。東京成徳大学名誉教授。1942年千葉県生まれ。1965年東京教育大学教育学部心理学科卒業、1968年東京教育大学大学院博士課程中退。同年、徳島大学教育学部助手に就任、講師、助教授を経て、1975年筑波大学へ転任。1985年教育学博士、1991年心理学系教授となる。定年退職後、2006年より東京成徳大学応用心理学部教授。副学長、学長を務め、2017年退職。分かりやすい表現とヒューマンエラーの心理学研究が専門。主な著書に『仕事日記をつけよう』(WAVE出版)、『「ミス」をきっぱりなくす本』(成美堂出版)、『集中力を高めるトレーニング』(あさ出版)、『くたばれマニュアル! 書き手の錯覚、読み手の癇癪』(新曜社)、監修書に『10キロやせて永久キープするダイエット』(文響社)など多数。


「2018年 『心理学者が教える 読ませる技術 聞かせる技術 心を動かす、わかりやすい表現のコツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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