はじめてのレイアウト: マネするだけでエディトリアルデザインが上手くなる

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 88
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416114117

作品紹介・あらすじ

DTPに支配されたグラフィックデザイン業界において、システマチックにフロー化されたデザインは、アプリケーションの技術が特に注目され、そのスキルやスピードが評価される時代となってきた。ただ、そこでは、本来の書体選び、文字組など文字の正しい扱い方は、なかなか学べない状況になってきている。
同書は、知的で洗練されたデザインだけでなく、サブカルチャーを感じさせるムードも合わせ持つデザインで高い評価を得る、アートディレクター松田行正氏のデザインロジックを、ビギナーに分かりやすく、ふんだんな作例や図により、かなり噛み砕いて分かりやすく解説する。現場では教えてくれないレイアウトの基本をが見ているだけでも感じ取れる一冊だ。

感想・レビュー・書評

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  • これぞ求めていた精度。
    ほぼ組み版の話で基礎だが、14Qの扱いを知りたかったので今時をしれてよかった。
    ミリ単位の天や小口のこだわりでなんとなくから、ようやく意味あるデザインにたどり着けそうでよい。雑誌の組み版も分解した話を知りたかったので、掲載されていて大満足。
    実践向きで論理的。
    2015年なのでさらに新しいデザインを知りたいところ。

  • 【資料ID: 1117020595】 021.4-Ma 74
    http://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB18623605

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著者プロフィール

松田行正
本のデザインを中心としたグラフィック・デザイナー。自称デザインの歴史探偵。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社、牛若丸主宰。『眼の冒険』(紀伊國屋書店)で第37 回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。著書に、『デザインってなんだろ?』(紀伊國屋書店)、『デザインの作法』(平凡社)、『にほん的』(河出書房新社)、『独裁者のデザイン』(河出文庫)、『眼の冒険』『線の冒険』(ちくま文庫)、『RED』『HATE !』『急がば廻れ』『デザイン偉人伝』『アート& デザイン表現史』『戦争とデザイン』『宗教とデザイン』(左右社)などがある。

「2023年 『グラフィック・ビートルズ(3,600円+税、牛若丸・Book&Design)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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