増補改訂 色鉛筆の練習帖365 うまく描けない人へのアドバイス付き

著者 :
  • 誠文堂新光社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416314142

作品紹介・あらすじ

最初は1本の色鉛筆で均一にぬる練習、陰影をつける練習、丸を描く練習などから始まり、徐々に色鉛筆の本数も増やし重ね塗りの練習などなど、レベルアップをしながら色鉛筆画の作品を完成。最終的に色鉛筆で描く技術をまんべんなく習得できる書籍です。
本書は、基本的な技術をじっくりと習べる点、読者のレベルによって読み進めるスピードを変えられる点などを特徴とし、ビギナーにはやさしく、中〜上級者にとっては技術の復習とレベルアップが可能な本といえます。既存の本は対象となる物の描き方を紹介したものがほとんどで、自分の描くときの癖がなかなか直せず、たとえばどうしても塗りつぶしてしまう人や、陰影を付けられない人など、どうしても上手に描けないお悩みの方に、苦手な描き方をクローズアップして練習しますので、自分の悪い癖も理解できる、効率のよい独習本となります。 
なお、本書は2012年5月に発行された『色鉛筆の練習帖365』に32頁増補し、掲載の色鉛筆作品を一般の方が描き、著者の河合さんが添削したものをビフォー、アフター的に掲載しました。本書を描き進める中で、実際に描くことになる作品ですので、自分の描いた作品とも照らし合わせて、どこかうまく描けないのか、またはどの部分がうまく描けているのかが客観的にわかり、ますます描き方のポイントがわかりやすくなるはずです。

感想・レビュー・書評

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  • 前著を読んで、いつか購入しようと考えていたところ、増補改訂版が刊行されました。
    序盤は入門者、前半から中盤は中級者、後半は上級者向けで、堅実な内容になっています。マスコットのえんぴつ君がいなければ、かなり堅苦しく見えると思います。
    正直なところ、毎日続けるのは重労働ですし、上達は容易ではありません。こつこつタイプには向いていますが、気軽に楽しみたい人には向かないと思います。
    私はどちらかと言えば後者ですが、大事なことを解説した書籍が少なかったためこの本で勉強することにしました。内容は確かに素晴らしいのです。
    ちなみに、この後に『色鉛筆の新しい技法書』が出ており、こちらと合わせると最強です。

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著者プロフィール

色鉛筆細密画家。東京外国語大学ロシア語学科卒。1970年代初め、細密画を色鉛筆で描いてみようと思い立つ。大学卒業後、会社勤務や英語講師を務めるかたわら、イラストの仕事も手掛ける。植物をはじめ、動物、文様など、やさしく繊細な筆致で描く色鉛筆の世界が多くのファンを集める。朝日カルチャーセンター、毎日文化センターほか、東京都及び神奈川県で色鉛筆画の講座を多数担当。『描き込み式 色鉛筆ワークブック』(誠文堂新光社)をはじめ、色鉛筆に関する著書も多く、翻訳されて海外でも販売されている。

「2021年 『色鉛筆でぬる 『花時間』花ぬり絵 人気の花とリース』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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