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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416516591
作品紹介・あらすじ
暮らしの提案やものづくり等に携わる人生の先輩方を中心に、
“長く使い続ける大切なもの”を通した「物語」として記し、それぞれの生き方やものの考え方を切り取るエッセイ。
日々のちょっとした出来事や感覚を記したメモ帳、大切な人からの贈り物、人生の転機に手に入れた愛用の品…
それぞれにさまざまなドラマがあります。
豊かさとはなにか。
人生の“これから”を考える人に向け、生き方のちょっとしたヒントが詰まった一冊です。
感想・レビュー・書評
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人のプライベートでセンシティブな部分にここまで切り込める力量はさすが。東京の台所で大好きになった大平一枝さん。彼女じゃなければできなかった本でしょう。ビビビッときたお話はいくつかあったけどひとつだけあげるとすれば、ひがしちかさんかな。 日傘職人 。自分でなくてもできる仕事に悶々とし、自分にしかできないことを探して悩む。友達に言われ、悩む、のではなく、考える、ことにする。三ヶ月して貯金もつきたところでふと目に入った傘の刺繍。これだ、とぴんとくる。なんでもよおく考えて、よおく悩めばいつか道は拓けるのだ。
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出てくる方みな素敵。
温かくておごりがなく優しげな感じ。
だけど信念は持っている。
でもそれを強く社会や人に強要はしない。
モノをとても大切にしている。だから同じように人も大切にするのだろう。
使い捨て社会。
モノを大切に出来ないから、同じように人も大切に出来ないのだろう。
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