「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる: 思考、記憶、知能、パーソナリティの謎に迫る最新の脳科学
- 誠文堂新光社 (2020年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416519325
作品紹介・あらすじ
★「脳科学が私たち自身をどこまで解明できたのかがわかる、日常に活かす脳科学の本として理想的な一冊」
★中野信子氏(脳科学者)推薦!
ノルウェー発、脳科学から解き明かす「人間とは何か」。
ノルウェーで出版後、世界21か国で翻訳出版されている、世界的ベストセラー。
ノーベル生理学・医学賞受賞者マイブリット・モーザーが序文を寄せる。
「本書『「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる』でカーヤ・ノーデンゲンは、脳の組織や機能、メカニズムに関する新たな研究成果を楽しく紹介し、研究上の発見と自らの体験を魅力たっぷりに編み上げています。毎日のちょっとした出来事を使って科学を説明することで、読者の知識を増すだけでなく、もっと知りたいという思いをかき立てます。遊び心に満ちた彼女の説明を聞けば、知りたがり屋の子どもたちでも経験豊かな研究者でも、知的好奇心のスイッチがカチリと入ることでしょう。」
私とは何か、人類はなぜ繁栄できたのか、心とは物理的なものか。
哲学や進化学、文化人類学にもつながる神経科学の学問としての奥行きの深さに、知的好奇心が刺激される。
実用にも研究にも偏りすぎることなく、平易で簡潔な文章で描いた、万人向け大人の教養書籍の世界的決定版。
感想・レビュー・書評
-
まさに人間の機能は脳が司っている。
思考、記憶、知能はもちろん、パーソナリティや感情、知覚、味覚、その他すべて、改めて考えなくてもその通りだとわかるけど、説明によって再理解できる。脳内GPS、記憶、うつ病や認知症、気分、怒り、愛、マルチタスク、胎教、食生活、依存症、何もかも。
可能性はまだまだあるはず。もっと脳を大事にしないと(睡眠、知ること、考えること、シングルタスク)。
214冊目読了。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大人の教養雑学として脳のことをいろんな角度から教えてくれる脳の教科書
わかりやすくイラストを使って様々なテーマに沿って脳科学について語られてるし途中のたとえもわかりやすい -
脳を使うには,自分で意識して脳を鍛え,コントロールしていかなければいけないのだということに,改めて気づかされました。
例えば,エネルギーを常に欲している脳の言いなりになっていると,糖分・塩分・脂肪を過剰摂取してしまう。
これがどんなに不健康なことか私たちはすでに学んできており,我慢してコントロールすることができるはずです。
可塑性のある脳をコントロールして,記憶力を向上させたり方向音痴を直したり。生まれてくる子どもの知能をアップさせたりその子の食の嗜好に介入したり。
脳の中のさまざまな分野を解説しながら,実践的なアドバイスを提示してくれています。 -
脳の発達とその構造をアカデミックに説明しつつも日常生活との接点をしっかり盛り込んでいて、そうだったのかと自分を行動を見直す気付きも得ることができる脳科学の入門にはうってつけの良書です。
-
『感想』
〇人の脳は、自分の中で今かなり興味を持っている部分。ただこの本は自分には難しかった。 -
トピックはどれも日常に即しており、日頃の些細な疑問や悩みに対しすぐにでも使える知識が多いです。
少し説明が淡々としている為、別の本を読んでからの2冊目が丁度いいかもしれません。 -
Stress breaks the brain.
-
途中リタイア