名作椅子の解体新書 PART2: 見えない部分にこそ技術がある。名作たる理由が、分解する、剥がす、組み立てる、張り替えることで見えてくる!

  • 誠文堂新光社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416523186

作品紹介・あらすじ

『名作椅子の解体新書』(2020年刊行)の続編。レッドアンドブルーチェアやトーネットNo.14など「名作椅子」と呼ばれている椅子、フィン・ユールやイームズなどの著名デザイナーがデザインした椅子について、解体(分解)、組立、座の張り替えなどの工程を写真入りで詳細に紹介(*椅子によって、解体のみ、解体・組立、布(革)張りの剥がし 等々のパターンあり)。これらを紹介しながら、各椅子の特徴、構造、デザイナーの思いなど探っていく。1)どのような技術が駆使されているか:接合方法、強度の持たせ方、デザインを生かすための工夫、外見からはわからない隠れた部分での工夫 など2)長所、短所3)素材:使用木材や金属の種類、張地の中身(綿、布、馬毛、ウレタンなど) など4)デザイナーがどのような考え方で、その椅子を手掛けたのか。どのような経緯で、その椅子が誕生したのか。5)掲載椅子(19脚)・レッドアンドブルーチェア〔ヘリット・トーマス・リートフェルト〕・ワシリーチェア〔マルセル・ブロイヤー〕・トーネットNo.14〔トーネット〕・チーフティンチェア〔フィン・ユール〕・BO59〔フィン・ユール〕・ディプロマットチェア〔フィン・ユール〕・PP124〔ハンス J. ウェグナー〕・ミニベアチェア〔ハンス J. ウェグナー〕・PK31〔ポール・ケアホルム〕・アームチェア402〔アルヴァ・アアルト〕・ラミノチェア〔イングヴェ・エクストロム〕・ヨーテボリチェア〔エリック・グンナール・アスプルンド〕・キャブ〔マリオ・ベッリーニ〕・イームズラウンジチェア〔イームズ〕・アルミナムグループチェア〔イームズ〕・モデル72〔エーロ・サーリネン〕・山葉文化椅子〔日本樂器製造株式会社〕・コトブキ製サイドチェア〔柳宗理〕・曲彔

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著者プロフィール

1955年生まれ。編集者。森林から木材、木工芸、木製家具、木育に至るまでの木に関するテーマ、椅子や家具に関するテーマなどを主にして編集・執筆活動を行っている。著書に、『種類・特徴から材質・用途までわかる 樹木と木材の図鑑』『木のものづくり探訪』(創元社)、『新版 名作椅子の由来図典』『手づくりする木の器』『木の匠たち』(いずれも誠文堂新光社)、『日本の森と木の職人』(ダイヤモンド社)、『北の木仕事』『北の木と語る』(いずれも北海道新聞社)など。共著に、『増補改訂 原色 木材加工面がわかる樹種事典』『名作椅子の解体新書』『Yチェアの秘密』『ウィンザーチェア大全』『漆塗りの技法書』(いずれも誠文堂新光社)、『木育の本』(北海道新聞社)など。

「2021年 『板目・柾目・木口がわかる木の図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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