- Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416614693
作品紹介・あらすじ
農耕と園芸で連載している「私、農家になりました」をまとめる企画。今、30〜50歳代、また、定年退職してからのリタイア組など、農業をやってみたい、と考える人は増えている。しかし、非農家で農業をはじめるのは、土地の問題、栽培技術の習得などいろいろハードルがある。具体的にどうやってクリアして就農するのか。本書では、実際に非農家から就農でき、その後も農業で暮らしていけるようになった人たちを取材。事例を通して、就農の仕方を紹介する。また、就農に関する国や市町村へのアプローチ方法などの情報もまとめている。
感想・レビュー・書評
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新規就農者それぞれの就農のきっかけ、苦労や幸運だったことの事例紹介。十人十色のストーリーが興味深い。ほとんどの就農者が農業大学校で農業の基礎を学んでいたので、やはり基礎知識は然るべきところで習得すべきなのだろうか。巻末に新規就農に必要な情報が分かりやすくまとめてあり、ありがたい。
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新規に農業を始めるには、様々なクリアしないといけない壁(農地、農業技術、資金、機械施設、地域、人付き合いなど)があるが、それらをクリアして、新規就農した人たち(野菜8、花き・果樹4)を紹介している。
農業を始めるにあたっての動機や、以前のキャリアを生かした農業経営など、様々な事例が載っている。
新規就農するにあたっては、農家や関係者の支援も大切だが、本人の行動力、意欲、準備が何より必要なんだなと再認識。
最後に、新規就農された方から「新規就農する事がゴールではない。大切なのはそれから」と言われたことを思い出した -
12人の方の就農に至った経緯や経営に関することを簡潔に文章としてまとめられている
場所も作目もバラバラなので色んなケースが知れる
後半では具体的な資金のことや相談窓口などがズババと紹介されています -
新規就農された方の経緯、経験を読むことができる。出品も新しくて大変参考になった。
ただ、成功事例だけが紹介されているので、当然失敗、挫折した人達もいるということを忘れないでおきたい。