- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416616703
作品紹介・あらすじ
各界のクリエイター、アーティストの方々に、自分の好きな、または思い入れのある紙アイテムをご紹介いただき、紙と人の物語を綴ります。
家族からの手紙、旅先での切手、美しい装幀の本、昭和の遊び心あふれたトイレットペーパーの包み紙、憧れの菓子の包装紙…
メールという痕跡のない文化に対して、手のぬくもりや、ザラザラ、しわしわとした痕跡のあるもの、存在感、物語を含んだ紙というアナログなよさを伝えています。
2006年にポプラ社より刊行された『かみさま』は、本書掲載の活版印刷工場をきっかけに「活版再生展」(世田谷文化生活情報センター)が開催され、活版印刷を見直す潮流の大きなきっかけの一つともなりました。
好評だった『かみさま』の内容を一部残しながら、大幅に加筆修正をして新版化しています。
いま活躍するさまざまなクリエイターへの取材をはじめ、数十年ぶりにリニューアルを果たした資生堂パーラーのギフトボックスのデザインや紙の名前の付け方についてなど、ふだんはなかなか見ることのできない「紙さま」がうまれる舞台裏もしっかり紹介。
紙や手仕事に興味を持つ人だけでなく、デザインや印刷物に興味がある人にもおすすめしたい、これまでにない斬新で充実した内容です。
感想・レビュー・書評
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ー紙は捨てる、データで残す
たまたま、PCを立ち上げてブクログを呼び出したところ
いきなり、そんな広告のコピーが目に飛び込んできた
ー雑誌苦境 書籍下回る
たまたま、今日の夕刊を手にしたところ
いきなり、一面にでかい活字が飛び込んできた
「文字」は目で読むことはむろんのことだけれど
こと本(活字)に関する限りはその手触りというものは
大きな要素を占めている
本書では「本」とい一つの形態に限らず
名刺、包装紙、手帳、ノート、トイレットペーパー、
その他…
人が人であるために必要なあらゆる「紙」に
取材が及んでいく
文は人なり
ということばがあるけれど
紙は人なり
といっても過言ではない
「紙さま」への愛情あふるる一冊です詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
デザイン
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Yotsuya