世界で一番美しい鳥図鑑: 大空を舞い、 木々に水辺に佇む (ネイチャー・ミュージアム)

著者 :
制作 : すずき 莉萌 
  • 誠文堂新光社
4.00
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本棚登録 : 54
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416619896

作品紹介・あらすじ

自然界の鳥の美しくかわいい表情や仕草を捉えた写真約130点を掲載。

バードウォッチングで世界に繰り出し、鳥の魅力を、見た目・生態・行動などあらゆる観点で知り尽くす、すずき莉萌氏が、種の説明だけでなく、その表情や仕草が何を意味しているのかをコメントしています。

「眠る」「食す」「羽をつくろう」といった行動ごとの章に分かれているため、一生懸命暮らしている生活の中での、リアルな、愛くるしい表情を垣間見ることができます。

野生下の美しい鳥だけではなく、モモイロインコ、コンゴウインコなどの飼い鳥も掲載。
すずき莉萌氏の、オーストラリアのケアンズ、ゴールドコーストを舞台とした探鳥記では、たくさんの鳥との出会いが描かれ、ドラマティックな世界に引き込まれます。

美しい鳥の表情や仕草を、見て、理解することができる、より鳥とのシンパシーを高めてくれる図鑑です。

感想・レビュー・書評

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  • 世界で一番美しい鳥図鑑 大空を舞い、木々に水辺に佇む
    2019.11発行。字の大きさは…字が小さくて読めない大きさ。

    この本は、表紙の鳥があまりにも美しいので予約しました。
    表紙の鳥は、ゴシキノジコです。
    この鳥は、雄の頭部から頸部にかけて紫色を帯びた瑠璃色で、肩と翼は黄緑色、尾羽はモスグリーン、胸部んら腰にかけて朱色をした虹色の鳥です。とにかく華麗で美しいです。

    あまりにも美しい鳥を見ていると、近くの公園の池でよく見るカワセミの美しい姿を本で見ると、あ~、この鳥はよく見るよなと思い、ほっとします。

    《多くの美しい鳥たちの中から何羽かを紹介します》

    【カンムリカワセミ】
    アフリカ大陸サハラ以南に生息。
    全長13-14㎝。
    日本のカワセミより1回り小さい小型のカワセミ。赤く長い嘴と頭部の美しい冠羽が特徴。小魚が主食で、淡水の湖沼や河川に生息する。
    〈感想〉青色の冠と赤い嘴、その嘴の下の白いのがあごひげに見えて、威厳のある博士みたいです。

    【ゴシキセイガイインコ】
    南オーストラリア、タスマニア島、ニューギニア島、ソロモン諸島に生息する。
    全長26㎝。
    10羽前後の群れで生活し、食事は果物や花の蜜を中心に、昆虫なども食べる。鳴き声は甲高く大きい。高い木の洞で営巣する。
    〈感想〉頭が青、胸がオレンジ色、羽が濃い黄緑で凄い原色の美しさ。個々でも美しいが集団だとなお美しい。

    【ヨーロッパハチクイ】
    南ヨーロッパ、北西アメリカから北インド、南アフリカに生息する。渡り鳥は、熱帯アフリカ、南アジア。
    全長24㎝。
    虹のようなカラフルな体色で飛びながらハチなどの虫を捕らえ、枝にとまりハチの毒針を抜いて食す。パートナーが巣に戻ってくると興奮した鳴き声をあげ、尾羽を震わせ迎え入れる。
    〈感想〉頭が茶色で、嘴の下が黄色く、体が薄い草緑色のハチクイが2羽仲良くいる所はなんとも微笑ましい。

    【コキンメフクロウ】
    ヨーロッパ、北アフリカ、アラビア半島、中国に生息する。
    全長21-23㎝。
    ギリシャ神話で女神アテナの使いとされている。昆虫やミミズ、両生類、爬虫類、小哺乳類を食す。動きが俊敏でよく鳴き、昼間も活動する珍しい小型フクロウ。
    〈感想〉ペアで羽づくろいを楽しんでいるのを見るとなんとも微笑ましい。

    【ウミガラス】
    北太平洋、北大西洋、北極海に広く分布。
    全長38-43㎝。
    ペンギンに似ているが空を飛ぶことが出来る。水中飛翔で翼を羽ばたかせて泳ぎ、数分間の潜水で魚やイカを捕まえる。崖の上に西洋梨型の卵を産む。その鳴き声から「オロロン鳥」と呼ばれることもある。1年の大半を海で過ごし冬季になるとやや南下する。
    〈感想〉集団で鳥が海の中を羽ばたいて泳いでいるのはビックリしました。

  • 美しすぎる鳥図鑑。
    美しいだけでなく鳥に関する説明もしっかりとなされています。

  • おお、今までより図鑑っぽい。
    でもやっぱり索引はないですけどね…。
    これで索引あれば図鑑として使えるんだけどな。
    その分写真の美しさは素晴らしいです。
    そして、ペンギンはいません。
    ニシツメドリの写真がなんだか絵のように見える。
    色鮮やかですね。

  • 美しいだけではなかった。蜂を叩きつける鳥や足が空のように青い鳥。ペンギンのように海で狩りをする鳥、生涯連れ添う鳥と、様々な鳥の美しい一瞬を紹介。
    オーストラリア探鳥記コラムも必読。

  • 図書館
    かわいい
    コガネメキシコインコ
    ゴシキセイインコ
    クルマサカオウム、ピンク、世界一美しい異名

  • 鳥の魅力が伝わってきます。

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著者プロフィール

■すずき 莉萌(スズキ マリモ)
ヤマザキ動物専門学校非常勤講師、一級愛玩動物飼養管理士、上級プロフェッショナル心理カウンセラー。
早稲田大学人間科学部卒業。
『小動物ビギナーズガイド』シリーズ、『オカメインコ完全飼育』、『だからやめられない! オカメインコ生活』(誠文堂新光社)など、著書多数。

「2019年 『世界で一番美しい鳥図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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