世界で一番美しい鳥図鑑: 大空を舞い、 木々に水辺に佇む (ネイチャー・ミュージアム)
- 誠文堂新光社 (2019年11月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416619896
作品紹介・あらすじ
自然界の鳥の美しくかわいい表情や仕草を捉えた写真約130点を掲載。
バードウォッチングで世界に繰り出し、鳥の魅力を、見た目・生態・行動などあらゆる観点で知り尽くす、すずき莉萌氏が、種の説明だけでなく、その表情や仕草が何を意味しているのかをコメントしています。
「眠る」「食す」「羽をつくろう」といった行動ごとの章に分かれているため、一生懸命暮らしている生活の中での、リアルな、愛くるしい表情を垣間見ることができます。
野生下の美しい鳥だけではなく、モモイロインコ、コンゴウインコなどの飼い鳥も掲載。
すずき莉萌氏の、オーストラリアのケアンズ、ゴールドコーストを舞台とした探鳥記では、たくさんの鳥との出会いが描かれ、ドラマティックな世界に引き込まれます。
美しい鳥の表情や仕草を、見て、理解することができる、より鳥とのシンパシーを高めてくれる図鑑です。
感想・レビュー・書評
-
世界で一番美しい鳥図鑑 大空を舞い、木々に水辺に佇む
2019.11発行。字の大きさは…字が小さくて読めない大きさ。
この本は、表紙の鳥があまりにも美しいので予約しました。
表紙の鳥は、ゴシキノジコです。
この鳥は、雄の頭部から頸部にかけて紫色を帯びた瑠璃色で、肩と翼は黄緑色、尾羽はモスグリーン、胸部んら腰にかけて朱色をした虹色の鳥です。とにかく華麗で美しいです。
あまりにも美しい鳥を見ていると、近くの公園の池でよく見るカワセミの美しい姿を本で見ると、あ~、この鳥はよく見るよなと思い、ほっとします。
《多くの美しい鳥たちの中から何羽かを紹介します》
【カンムリカワセミ】
アフリカ大陸サハラ以南に生息。
全長13-14㎝。
日本のカワセミより1回り小さい小型のカワセミ。赤く長い嘴と頭部の美しい冠羽が特徴。小魚が主食で、淡水の湖沼や河川に生息する。
〈感想〉青色の冠と赤い嘴、その嘴の下の白いのがあごひげに見えて、威厳のある博士みたいです。
【ゴシキセイガイインコ】
南オーストラリア、タスマニア島、ニューギニア島、ソロモン諸島に生息する。
全長26㎝。
10羽前後の群れで生活し、食事は果物や花の蜜を中心に、昆虫なども食べる。鳴き声は甲高く大きい。高い木の洞で営巣する。
〈感想〉頭が青、胸がオレンジ色、羽が濃い黄緑で凄い原色の美しさ。個々でも美しいが集団だとなお美しい。
【ヨーロッパハチクイ】
南ヨーロッパ、北西アメリカから北インド、南アフリカに生息する。渡り鳥は、熱帯アフリカ、南アジア。
全長24㎝。
虹のようなカラフルな体色で飛びながらハチなどの虫を捕らえ、枝にとまりハチの毒針を抜いて食す。パートナーが巣に戻ってくると興奮した鳴き声をあげ、尾羽を震わせ迎え入れる。
〈感想〉頭が茶色で、嘴の下が黄色く、体が薄い草緑色のハチクイが2羽仲良くいる所はなんとも微笑ましい。
【コキンメフクロウ】
ヨーロッパ、北アフリカ、アラビア半島、中国に生息する。
全長21-23㎝。
ギリシャ神話で女神アテナの使いとされている。昆虫やミミズ、両生類、爬虫類、小哺乳類を食す。動きが俊敏でよく鳴き、昼間も活動する珍しい小型フクロウ。
〈感想〉ペアで羽づくろいを楽しんでいるのを見るとなんとも微笑ましい。
【ウミガラス】
北太平洋、北大西洋、北極海に広く分布。
全長38-43㎝。
ペンギンに似ているが空を飛ぶことが出来る。水中飛翔で翼を羽ばたかせて泳ぎ、数分間の潜水で魚やイカを捕まえる。崖の上に西洋梨型の卵を産む。その鳴き声から「オロロン鳥」と呼ばれることもある。1年の大半を海で過ごし冬季になるとやや南下する。
〈感想〉集団で鳥が海の中を羽ばたいて泳いでいるのはビックリしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美しすぎる鳥図鑑。
美しいだけでなく鳥に関する説明もしっかりとなされています。 -
おお、今までより図鑑っぽい。
でもやっぱり索引はないですけどね…。
これで索引あれば図鑑として使えるんだけどな。
その分写真の美しさは素晴らしいです。
そして、ペンギンはいません。
ニシツメドリの写真がなんだか絵のように見える。
色鮮やかですね。 -
美しいだけではなかった。蜂を叩きつける鳥や足が空のように青い鳥。ペンギンのように海で狩りをする鳥、生涯連れ添う鳥と、様々な鳥の美しい一瞬を紹介。
オーストラリア探鳥記コラムも必読。 -
図書館
かわいい
コガネメキシコインコ
ゴシキセイインコ
クルマサカオウム、ピンク、世界一美しい異名 -
鳥の魅力が伝わってきます。