屈折望遠鏡光学入門: 天文アマチュアのための

著者 :
  • 誠文堂新光社
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416621509

作品紹介・あらすじ

本書は2005年に発行した『新版 屈折望遠鏡光学入門』の復刻版です。

光学系の研究で優れた業績を残した著者が、天文アマチュアや光学技術関係者のために、屈折望遠鏡の基本的な原理と技術について、豊富な図面を掲載しながら、一部を除き高校数学程度の力があれば理解できるように解説しています。

前半では屈折望遠鏡の歴史、望遠鏡、フィールドスコープや双眼鏡の光学の入門など、望遠鏡の光学系を学ぶための基礎的な事項を解説。
後半では、光学材料、対物レンズ、接眼鏡、カタディオプトリック系といったテーマを詳細に解説しています。

これから望遠鏡の光学を学ぼうと思っている天文ファン、学生、技術者にぜひ手に取ってもらいたい内容となっています。

■目次
1.世界史の中の屈折望遠鏡
2.レンズ光学入門
3.屈折望遠鏡の一般光学
4.地上望遠鏡、フィールドスコープ、双眼鏡
5.光学材料
6.対物レンズ
7.接眼鏡
8.カタデオプトリック系

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著者プロフィール

1934年東京帝国大学理学部天文学科卒業。東京帝国大学、東北帝国大学を経て、1960年東北大学教授に就任し、天体測定学や応用光学などを研究。また、1950年から仙台市天文同好会の会長を務めるなど、アマチュアの天文家としても活躍。1976年の定年退官後は、東北大学名誉教授として後進の指導にあたるとともに、数多くの書籍を執筆し一般や青少年を対象に知識の向上に努めた。1982年、天文知識普及、天文台施設運営指導、科学教育向上に寄与した功を評価され、仙台市市政功労者に選ばれる。1985年に勲二等瑞宝章受章。2002年仙台市同好会名誉会長。主な書籍に『アマチュアのための望遠鏡光学』『望遠鏡発達史』『光学機器大全』(いずれも誠文堂新光社)など著書多数。2015年7月、永眠。

「2023年 『光学機器大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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