マンガでわかる能・狂言: あらすじから見どころ、なぜか眠気を誘う理由まで全部わかる!
- 誠文堂新光社 (2020年2月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416719312
作品紹介・あらすじ
なぜ「能」と「狂言」はセットになることが多いの?
初心者はどこに注目すれば楽しめる?
難しそうだけど理解できる?
眠くなったらどうしよう…。
名曲「野宮」を一曲丸ごと解説しながら、能の番組の見どころや衣装、作り物の鑑賞ポイントを紹介します。
初心者におすすめの短めの番組や、印象的なヒーロー、ヒロインの登場するお話、押さえておきたい名曲などのあらすじと注目ポイントを紹介。
また、小学校の教科書にも載っている人気狂言も掲載します。
観る前に読んでも、観てから読んでも役に立つ1冊です。
感想・レビュー・書評
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マンガの割にはじっくり読む部分もあるが、入門書として楽しく能を学べた。
私は能を1回鑑賞してから本書を手に取ったが、鑑賞時に感じた疑問点がうまくカバーされていて、学びが多かったように思う。
和歌における美的理念である「幽玄」。能では「幽玄」を舞台上に立体的に表そうとする芸術らしく、納得感がありさらに能楽に興味を持った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
能の基本的な情報から、楽しみ方、初心者にもおすすめの短めの能・狂言がイラストと漫画で紹介されている。
イラスト内も含め、全体的に文字が小さく読みにくいが、
あらすじのイラストに、観ている側の感想が入っていたりと、能の専門家による説明ではなく、素人が能を鑑賞して、知り合いに案内しているような構成で、わかりやすい。
楽器や謡の体験が、他の本にはなく興味深かった。 -
狂言をみたいと思った
かたびらの絵本。かなり好きなんだよな。 -
マンガでわかる
とあるけど結構細部にわたって記載があるので、案外しんどい。
絵で見てわかるはじめての古典 シリーズ八巻の方がとっつきやすい。 -
【静大OPACへのリンクはこちら】
https://opac.lib.shizuoka.ac.jp/opacid/BB30030191 -
なんとなく図書館で手に取ったんだけど、能が少しわかり、少しおもしろそうだと感心を持つことができた。なかなか最初の一歩が踏み出せないかなと思っていたけど、さっそくYoutubeで能の番組を見たり、図書館からDVDを借りたいと、早速一歩が踏み出すことができたね。
せっかく、日本にいる日本人なので、日本の文化や可能な限り理解し、子どもたちに伝えていきいたですね。 -
能を見てみたくなる!
かわいいイラストで能の基本や代表的なお話のあらすじが理解できちゃう入門書。舞台を実際に見てみたいと思わせてくれる一冊。 -
興味はあるけど、基礎知識ゼロだと楽しめないから、予習用には良いね。
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漫画で本格的に能楽の入り口がわかる。
部分的になりがちな紹介を網羅的に今の世界を見せている点がすばらしい。
体験による楽しみ。見る楽しみ。話の幅の広さがよい。