行政法 (1(総論)) (現代法律学講座)

著者 : 藤田宙靖

• 青林書院 (2005年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

平成17年4月施行の行政事件訴訟法を織り込んで「行政救済法」関係の見直しを図るとともに、現行法令の改変にあわせて加筆・補訂を施す。

感想・レビュー・書評

[摂南大学図書館寝屋川本館さんの感想 · 2013年4月30日]

資料ＩＤ：21204842
請求記号：323.9||F
配置場所：普通図書室

[トーマスさんの感想 · 2012年7月5日]

非常に定評のある行政法のテキスト。著者は最高裁判事でもあったので、最高裁判所判例解説（いわゆる調査官解説）等においても頻繁に引用されている。内容的には穏健かつ精緻な見解で、読み解くにつれて明晰な議論の整理にため息をつくところが多々ある。

ただ、行政救済法の領域についてはいささか駆け足の印象が有り、もう少し紙幅を割いてじっくりと教えていただきたいと感じるところが多い。
また、最高裁判事であったこととの兼ね合いで、著者が最高裁判事在籍中の判例についての言及がほとんどないが、この間の行政法の重要判例は枚挙にいとまがないところであり、ぜひ著者自身によるご説明をいただきたいところである。早期の改訂を待望します。

[mocobandさんの感想 · 2011年3月25日]

解説がわかりやすい。

著者プロフィール

東北大学名誉教授

「2022年 『行政組織法〔第2版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」