地球がもし100cmの球だったら

著者 :
  • 世界文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418025190

作品紹介・あらすじ

地球がもし100cmの球だったら、富士山は0.3mm、エベレストは0.7mmの高さ。飲める水はスプーン一杯、空気の層は、1mmしかありません。宇宙規模で地球を見ると大切なことが見えてきます。

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/56382

  • 毎日当たり前のように暮らしているこの地球。大きさを100cmにして考えてみると、ホントーーーーに脆いものであり、奇跡のようなバランスの上にあることを実感できる。
    毎日当たり前に生きられるように、地球に害を与えないようにしていこう。

  • タイトル通りの内容の絵本。
    宇宙のスケール的にはイメージが湧きやすいかも。
    環境問題に関しては、地球のスケールは別に関係ないのでは?

  •  雑誌で椎名誠さんが紹介していたので購入。タイトルからもわかるように地球を「100cmの球」に見立て、宇宙のことや地球のことを解説した絵本調の書籍。紙幅の多くは、いわゆる「環境問題」に割かれており、想像していたよりもゾッとする読後感となった。

     地球は偉大な存在であり、とても大きなものであるというのは誰しもに共通する考えなのではないだろうか。「世界は狭い」とは社会的なものの見方であって、やはり「地球は広い」。だが、本書によれば、その広い地球のなかで、人間が使える部分とはごくごく小さな・狭い部分に限られている。そして、その狭い部分をさらに削っている人間の行為に警鐘を鳴らそうというのが本書の主旨である。たとえば、地球が「100cmの球」であれば、海は「ビール大ビン1本分」であり、一方、人間の飲める水は「スプーン1杯にも満たない」という。人間は「スプーン1杯にも満たない」貴重な水資源を利用しているというわけだ。
     一部、具体的すぎるがゆえに、ピンとこない部分もあるにはあったが、「貴重な資源」なる常套句に納得するだけの心を準備するために、本書を一読してもよいのかもしれない。


    【目次】
    この本を読むあなたへ 毛利衛
    地球がもし100cmの球だったら
    「たった一つの地球で起こっていること」(解説) 永井智哉
    日本科学未来館に展示されているもう一つの「100cmの地球」 島田卓也

  •  こんな本があったんだ…新聞で椎名誠の書評を読むまで知りませんでした。
     地球が100㎝の球なら,水はビール大瓶1本で,そのうち真水は17ccしかありません。さらに,そのうちの12ccは,なんと氷河として存在しているようです。
     こんな風に紹介されると,地球の大気や水は,想像以上に少ないことに気づくでしょう。
     日本には,「水に流す…」という言葉がありますが,そんなことやっているから水俣病などが起きたんでしょうな。
     本書で,ちょっとしたクイズ方式の授業をすることもできそうです。

  • うーん…この手のテーマはさんざん手垢がついてるのに
    さらに薄くて900円という値段はちょっとなぁ…。
    というのが主な感想。

    隣の大国である中国がまともにならない限り、環境破壊は止まらないでしょう。
    触れただけで命に関わる劣5類という水質汚染とかすごいし。

  • 地球の大切さが身に染みる本。自分たちが住んでいる地上がいかに小さく限られたものか、実感します。

    色彩豊かで絵も素敵です。また内容も100人村の様に規模を小さくしているので、小学低学年のお子様にもよいかと。

    また巻末には詳しく、内容の裏付けとなるデータや内容の解説がついています。

    地球環境について考えることを紹介する本として、良いと思いました。

  • 漢字には振り仮名がふってありますので、内容はちょっと難しいところもありますが、小学生から読むことができます。イラストもきれいです。

  • 一昔前の自然保護論

  • 地球環境に関心をもつ全ての人に, 2004/11/8


    非常に平易に書かれた本ですが、地球環境、人間が住む環境というものがいかに狭いのか、大気圏の薄さなど、地球環境のことがよくわかります。
    あまり意識しないと地球は無限の広さ、大気も無限に広がってるように見えますが、全て有限であり、今の人間には非常に手狭になっていることがわかります。
    近年、地球温暖化が深刻化していますが、無限にあるように感じる大気もほんとうにごくわずかしか存在していない貴重なものであることがわかります。
    本の印象としては、子供向けという感じがしますが、この本は大人にも読んで欲しい内容だと思います。すべての人におすすめできる本です

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