エンキョリレンアイ

著者 :
  • 世界文化社
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本棚登録 : 922
感想 : 213
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418065073

作品紹介・あらすじ

十三年前の春、二人は書店で出会い、優しく切ない恋が始まった。切ない恋を抱えている人に。新しい恋を探している人に。東京とNY、海をこえてつながる純愛物語。

感想・レビュー・書評

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  • 上手く出来たお話
    上手すぎるかも・・
    ・・んな訳ないよね〜〜です

  • 遠距離恋愛って、身近にパートナーが
    いないからこそ、
    より相手のことを深く考えちゃうんだよね。
    そんな気持ちを思い出させられる話だったよ。

    花音ちゃんと海晴くんの
    日本とアメリカとの遠距離恋愛。
    お互い数回会ったくらいの、ほぼ一目惚れー!!

    途中でもどかしい気持ちにさせられたけど、
    最後は「良かったね!!」って気持ちになったよ。

  • 初めて読んだのは15年くらい前。
    それから何度か読み返しているけれど、読み返すたびにぐっとくるところが違っているのが自分でも不思議だと思います。
    自分に好きな人がいるかいないかでも読みかただったり感じることは違ってくるんだろうと思います。
    離れていても、13年たっても変わらずお互いを想えるというのはすごいことだと思います。

  • まだスマホがない時代、PCの電源を入れてメールを読む・・・自分の遠距離恋愛の思い出と共に懐かしい思いで読みました。
    ストーリー的にはちょっと難もあるけど、言葉で紡いでいく恋、そんな世界に浸るのもたまにはいいです。

  • 大学卒業の3月、本屋で運命の人に出会う花音。東京とニューヨークでそれぞれの人生を生きながら、二人のエンキョリレンアイが始まった。海晴の人物像が綺麗すぎて、処女の妄想上の人物のようにも思える。花音の孤独感には身に覚えがある気がするが気のせいだろうか…

  • 日本とアメリカで遠距離恋愛をする二人、花音・海晴の話。

    海を隔ててからメールや電話で連絡をとっていても会えないまま、海晴の同居人(女)の作為で別れてしまう。

    最後には・・・。



    うーん、何だろう、ひねりのない「エンキョリレンアイ」だったかな。
    物足りない感じがする。

  • ★3.5

  • 綺麗でよくできすぎていたけど素敵な話。運命なんだろうし、話もよかったけど、なんだかなぁと。あの一瞬でそこまで強く思ってられるのかな…でも、遠距離恋愛をカタカナでエンキョリレンアイにするだけで感じ方が違うのは不思議。この人の文章ってあっさりしてるのにキレイで好きだなと改めて感じた1冊。

  • 花音さんのキャラクターが正統派すぎて好みではなかった。
    弟の件もなにかの伏線になっていたのでしょうか、ちょっとわかりませんでした。

  • この人の作品は登場人物の名前が凝ってて素敵
    作風は野中柊にかなり近い
    一作目に衝撃を受けて、後になって他のも似通った作品が多いのに気づくとことか

    遠距離恋愛が「エンキョリレンアイ」になるまでに
    どれだけのせつなさを乗り越えたらいいんだろうか

    話の展開はあまり好きじゃないけど
    心理描写は共感できたので星3つにしとく

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著者プロフィール

1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。ニューヨーク州在住。
『欲しいのは、あなただけ』で島清恋愛文学賞、『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(講談社)でボローニャ国際児童図書賞を受賞。主な著書に『優しいライオン やなせたかし先生からの贈り物』(講談社)『星ちりばめたる旗』(ポプラ社)ほか、主な児童書に『心の森』(金の星社)『やくそくだよ、ミュウ』(岩崎書店)『シナモンのおやすみ日記』(講談社)など多数。

「2024年 『新装版 まほうの絵本屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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