一人でできる着付け革命―どんな体型の人も華奢に見える着付け技 (家庭画報特選 きものサロンMOOK)

著者 : 笹島寿美

• 世界文化社 (2007年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[紅緒さんの感想 · 2013年5月31日]

着物初心者で、数冊着付け関連の本を読みながら、付録のDVDを見ながら、見よう見まねで着付けをやってきた中で…
なぜこの紐をここにするのか、締める時に●●方向にひっぱる、下前の合わせ方、上前の合わせ方、衿の合わせ方等など…
その動作、そして補正などの理由が良く分からないままだったのが
この本を読んで、なるほど！と其々の動作の意味が分かった。
着付けの本だけど、骨格や筋肉のつき方、それらの動作範囲を元に
なぜここに紐を通すのかなどの説明が良かったと思う。
着付け教室で習うとそういう事も教えて貰えるのだろうか？
ただ、こういう風に着付けてこういう風に補正をしておけばいいのよ！って感じなのだろうか…とふと思った。

[hikaruさんの感想 · 2011年2月28日]

もっと早く出会っていればよかった！
着付のいろんな悩みが一気に解消された、とても理論的で具体的な本です。
どちらかというと、一番初心者よりもどうにか自分で着れるようになったときに出てくる疑問を解消してくれる、中級者向けの内容だと思います。
このとおりに着つけたら着くずれしません。

著者プロフィール

着装コーディネーター、帯文化研究。
体を保護する着付け、心和む 着装方を研究し、紐一本で着る自然で楽な骨格着付けを提唱。個性に合う着物と帯のコーディネートや着付けの在り方を研究、指導する。帯文化発展のために結びを主役にした帯人形を考案し日本各地、海外で個展を開く。きもの道五十数年。笹島式骨格着付け伝道者の会主宰。

「2023年 『帯・着物からみた女の姿情と曲線』 で使われていた紹介文から引用しています。」