哲学してみる (はじめての哲学)

  • 世界文化社
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本棚登録 : 136
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418125005

作品紹介・あらすじ

存在は、つねに外見から判断されるものでしょうか?ものごとは、しばしば外見で判断されます。言葉やしぐさによって、ひとは他者の考えや感情を知ります。感じることも使うこともできないなら、ものごとはわたしたちにとって現実味をもたないのです。たとえば、パンクしたボールはボールといえるでしょうか?外見はときにひとをあざむきます。外見はそれがこうだろうと思わせるものとはまったく一致しないこともあるのです。わたしはごく小さな胚としてこの世に誕生し、やがて成長して大人になり、最後には灰になってしまいます。どれがほんとうのわたしなのか、どうすれば知ることができるのでしょうか?-。

感想・レビュー・書評

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  • シプルで可愛いイラストがGood!!

    世界文化社のPR
    「哲学をイラストととともに考える、まったく新しい、世にもかわいい哲学絵本、登場!
    あなたの「軸」をつくる、あなたの哲学。ちょっと立ち止まって考えたいときのおすすめ本。

    【担当編集者からオススメの一言】
    フランスで権威ある賞を多数受賞し、
    世界19か国で翻訳されている話題の哲学絵本です。

    本書は、大哲学者の言葉から学ぶ・わかる哲学本とは異なり、
    自分で哲学することを助けてくれる、まったく新しい哲学本。
    なかでは哲学的な12の大テーマを「理性と情動」「肉体と精神」など
    対立するものの見方を通して考えます。
    やさしい文章と、キュートで意味深なイラストは、
    わたしたちの理性と感性に同時に作用して、
    あれこれ考え始めずにはいられません。

    答えは出ても出なくてもOK。
    あれこれ考えることを楽しんでこそ哲学です。
    これはあなたらしさを尊ぶ本。ちょっと立ち止まって考えたいとき、
    変化したいと思うときに、おすすめです。 」

    • jyunko6822さん
      立ち読みして
      買うことに決めた一冊です。

      いつもいい本を紹介してくださりありがとうございます。
      立ち読みして
      買うことに決めた一冊です。

      いつもいい本を紹介してくださりありがとうございます。
      2012/06/12
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      > jyunko6822さん
      何だか、とっても可愛いですよね。
      オスカ-・ブルニフィエとジャック・デプレ(イラスト)コンビの邦訳は他に「生き...
      > jyunko6822さん
      何だか、とっても可愛いですよね。
      オスカ-・ブルニフィエとジャック・デプレ(イラスト)コンビの邦訳は他に「生きる意味」「愛すること」が出ているのですが、どの本もまだ実物は見ていないんです。
      行きつけの図書館には、最新刊の「哲学してみる」以外はあるので、予約しようと思っています。
      2012/06/12
  • 対立概念で全て人形の写真で描く哲学の入門書である。図や絵で見る哲学という本は哲学者の考えを単にイラストにしただけであり、どのように考えてほしいかということは一切述べていない。
     しかしこの本はすべて問題提起で読んだ人に考えさせるようにしているので、哲学を考えるあるいは書くためには必読本である。

  • 何種類かの反対語が挙げられ、考える手がかりが示されている。
    ふわっとした文章が添えられているだけなので、気合を入れて読むと肩透かしになりそうだが、思考の準備体操として良さそう。
    絵も可愛らしくてとっつきやすい。

  • 「幼いころからひとは反対語を学び、使っています。」と
    いうことで12組の反対語が取り上げられています。
    (定型発達では2歳から「大きい-小さい」が分かり始めるようです。)

    絵も可愛くてとても読みやすかったです。
    ただしなかなか理解できず。
    可愛いけれどしっかり哲学書でした。

  • 目次
    一と多を考える
    有限と無限を考える
    存在と外見を考える
    自由と必然を考える
    理性と情動を考える
    自然と文化を考える
    時間と永遠を考える
    わたしと他者を考える
    肉体と精神を考える
    能動的と受動的を考える
    客観的と主観的を考える
    原因と結果を考える

  • 可愛らしい、そしてスタイリッシュです。イラストが難しい内容の大きな手助けになっています。答えの無い問いかけは頭が痛くなってしまうので私はほどほどに考えましたが、意識してない事を投げかけられるのは面白かったです。他のシリーズも読んでみようかと思いました。カラフル。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:100||B
    資料ID:95120675

  • feelにて。
    これCGなん? わからん。すげえ
    結構、うんうんそうだよねみたいに共感したかも。
    おれなんてなんてちっぽけな存在。

  • シリーズ第1作
    一と多を考える。有限と無限を考える。存在と外見。自然と必然。理性と情動。・・・それぞれを3ステップで考えて行きます。

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著者プロフィール

哲学の博士で、先生。おとなたちが哲学の研究会をひらくのをてつだったり、こどもたちが自分で哲学できる場をつくったり、みんなが哲学となかよくなれるように、世界中をかけまわってがんばってる。これまでに出した本は、中高生向けのシリーズ「哲学者一年生」(ナタン社)や『おしえて先生!論理学』(スイユ社)、小学生向けのシリーズ「こども哲学」、「哲学のアイデア」、「はんたいことばで考える哲学の本」(いずれもナタン社)、「てつがくえほん」(オートルモン社)、先生たちが読む教科書『話しあいをとおして教
えること』(CRDP社)や『小学校教育における哲学の実践』(セドラップ社)などなど、たくさんあって、ぜんぶあわせると35もの国のコトバに翻訳されている。世界の哲学教育についてユネスコがまとめた報告書『哲学、自由の学校』にも論文を書いてるんだ。

「2019年 『こども哲学 暴力って、なに?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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