本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418132553
作品紹介・あらすじ
浮世絵本は数あれど、美人画に特化した本はそうそうありません。世界的にも珍しい男だらけの大都市・江戸で誕生した浮世絵は「美人が見たい」という渇望からスタートし発展していきます。美人画を通して見えてくるもの、それは日本人の嗜好つまり好みです。そして、それは現代のアイドルブームにもつながる源流といっても過言ではありません。肩の力を抜いて「世界選抜」の名画を鑑賞し、絵に描かれた背景を知れば、浮世絵の新しい愉しみ方が見えてきます。
感想・レビュー・書評
-
面白かった〜!ブロマイド、手タレ、ニューハーフ、ファッション、ヌードなどの項目別に様々な浮世絵を詳細に解説。解説というかツッコミ(?)が軽妙かつ絶妙にふざけていて真面目な人が見たら怒るかも…。浮世絵をこんなに真剣に見たのは初めてかも。江戸時代の柔らかな色彩の浮世絵と比べると幕末明治期の錦絵は顔料がド派手で目がチカチカします。着物の着付けがかなりフリーダムで封建社会を建前にけっこうユルユルだった江戸文化を感じることが出来た。楽しく読めて笑える本でした。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絵についてるキャッチコピーが面白い。図書館で借りた本だけど、手元に置いておきたくて購入を決意!
-
浮世絵をキャッチコピー付きで紹介した本。
葛飾応為の「夜桜図」がよかった。北斎の時代の人なのに、ぼかされた陰影が美しい。光と闇の対比が綺麗に描かれてる。
全3件中 1 - 3件を表示