- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418133420
作品紹介・あらすじ
日本人にとってなじみが深く、何らかの形でほぼ毎日のように口にしている「乾物」。先人たちの生活の知恵が生んだ、保存食であり伝統食、そして健康食品であるこの乾物のすべてがわかる一冊です。歴史や魅力、保存方法を解説する基礎知識にはじまり、野菜や豆、海産物の乾物カタログを約100ページにわたり展開。また、料理研究家・奥薗壽子氏による、手軽で美味しくできる、「適塩」の乾物レシピも紹介しています。全体監修は「カスピ海ヨーグルト」でも著名な、乾物界の第一人者、家森幸男氏が担当。
感想・レビュー・書評
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詳しくて面白い
干物がもう少し種類があっても良い詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「乾物」とは文字通り干して水分を抜いた食べ物です。
つまり「干物」も含まれていて、魚介類もここでは
「乾物」として紹介されています。
”水分を抜く”ことによって保存が効くようになり、
はるか太古の昔から作られていて日本の伝統食品と
言えます。
この本では「農作物」と「海産物」の数々の乾物を
紹介しています。
そしてそれらレシピとして活用した料理法や、
最後は乾物の買える店まで掲載されていてまさに
事典です。
ちなみに「麩」も乾物の一つです。
小麦粉の成分であるグルテンに再度小麦粉や
米粉などを混ぜて、蒸したり茹でたりすることにより
「生麩」になります。
この生麩の一種に「ちくわ麩」があります。
あのおでん種のチクワブです。
小麦粉、水、塩を練り合わせて蒸した物ですが、
乾物から派生した
食品であることは知っていましたでしょうか。 -
わかりやすくて、面白かった。
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写真多し。干物も乾物には違いない。でもちょっと違うかな。