残したい手しごと日本の染織

著者 :
  • 世界文化社
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本棚登録 : 39
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418174140

作品紹介・あらすじ

現在も作られている、全国の美しい染織品(きもの、帯)の現場を徹底取材。「ユネスコ無形文化遺産」「重要無形民族文化財」などの希少な染織に、独特の素材作りなども細やかに紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 布、裂、織り、染め
    日本の美しい技術、
    生活に活かされてきた
    日本の着物について知りたくて
    本書を手に取った。

    写真も美しく、それに関わる人々の
    手、手仕事の確かさを感じる。

  • 伝統的な織物に魅了され、人生の後半から機織りを始めたという人もいて、自分もこんな素敵な出会いと生き方がしたいと思える内容だった。表紙の新潟魚沼市で見られる”雪晒し”は人生で一度見てみたい、きっと素晴らしい光景だろう。

  • その家に生まれたから、という理由ではなく
    その伝統を受け継ぎたいという気持ちで
    違う経歴からの人達もいる

    原料から、糸から始まる
    気の遠くなる段階を得て仕上がっていく
    細かい技巧も写真があって理解が深まりました!
    以前から感じていたけど染織は化学ですね
    模様を作るには数学や物理まで要る!?

  • 美しい写真と作り手の気持ちが丁寧に取材されてあって布への興味が湧いた。

  • 情景が浮かぶような描写で、実際に見ているような気持ちになった。写真も綺麗。
    初めて知った布もあり、とても面白かった。
    いつかこれらの産地を巡って、
    実際に布を手にしてみたいと思う。

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著者プロフィール

青山学院大学卒業。1968年から文化出版局に勤務。その後フリーランスとして、『ミセス』『クロワッサン』『家庭画法』『ひととき』などで編集・取材に携わる。『クロワッサンプレミアム』では長年にわたり「CRAFT 作家の工房にお邪魔して」を連載。手仕事を多くの人に紹介してきた。工芸のほかに、骨董、染織など、多彩なジャンルを手掛ける。著書に『手仕事の生活道具たち』(晶文社)がある。編集した本に『白洲正子の世界』(平凡社)、『白洲正子への手紙』(文化出版局)、『名碗を観る』(世界文化社)など。

「2014年 『手仕事の贈りもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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