桃紅一〇五歳 好きなものと生きる

著者 : 篠田桃紅

• 世界文化社 (2017年11月16日発売)

作品紹介・あらすじ

孤高の美術家・篠田桃紅さんの私的空間を訪ねる初の写真＆エッセイ集。都心の自宅と富士山を望む別荘のしつらい、敬愛する芸術家の作品、文房四宝や自作の着物、漆椀に菓子皿。暮らしを彩る「好きなもの」は、桃紅さん自身を感じさせて印象的です。一〇五歳の日々を、思い出とともに。

感想・レビュー・書評

[watashino-honndanaさんの感想 · 2024年2月9日]

書道家そして墨を使った現代美術家、というところの方でしょうか？以前作品をネットなど見たことがある。
その不思議なオーラと立ち姿にまさに孤高の人...

103歳の著者が感じる「わかった事」が気になって手に取る...

もうすでに達観していてその心情が本書のあちらこちらに...
そして正に今を生きているという感じです。

サクッと読めます。
一読して見て...良かった！...とは思っています。

[pass0pass0さんの感想 · 2023年10月4日]

図書館本。たまたま手に取りました。一〇三歳のころの桃紅さんの著書はあまりピンとこなかったのですが、これはとても惹かれました。最近、書道を始めたからでしょうか。

[ゼンさんの感想 · 2023年1月15日]

年を重ねたときに、それぞれに趣のある思い出が詰まった「もの」が周りに有ったら素敵ですね。
自分はと考えると、今使っていてもいずれ捨てるだろうものとか、ネット通販で買ったものとかで溢れている。少し情けなく悲しくなった。
時代もあるのかもしれないけど、篠田さんは若い時から確固たる己の美学を持っていたんだろうなと思いました。

[naoponhonさんの感想 · 2021年4月4日]

有名だから買うっていう人は良いものを
見極める目を持ってないって書いてあったけど　
ほんと、篠田さんは良いものを見極める目を持っていて創るもの、持っているものセンスが良すぎる　　

先月亡くなったって今日知った。。泣　

107歳、とっても素敵な生き方だなーあこがれる

[まゆみさんの感想 · 2021年3月11日]

写真と短い文章の本。
桃紅の息づかいが伝わってくるような素敵な本。

[murahiro9311さんの感想 · 2020年10月14日]

暮らしを彩る「好きなもの」は、桃紅さん自身を感じさせて印象的です。一〇五歳の日々を、思い出とともに。
【目次】 昔と今を繋げている 客人よ、琴を抱いて来たれ 有名もへちまもない あなたのつくるものはいいですか?
なにしろ百年以上生きていますから なにぶん旅のことで じゃんじゃん使っている 一夕の夢物語 江戸の手仕事
一生もの 七夕伝説のなごり 父への手紙 禅林句集 杏の木の下で まだ宵の口でしょ 竹香の印
文房四宝を想う 雲の色がきれいだね 紙を継ぎつつ 無用の時間を持つ 一切は変わる

[櫻うさぎさんの感想 · 2018年1月9日]

本当に好きなものを厳選する。

それらと共に、大切に日々の暮らしを営む。

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2017年11月16日]

私自身長生きするつもりはないけど、この方を見ていると素敵な生き方が出来るなら、もう少し生きてもイイかも。と思う、、、

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美術家・篠田桃紅さんの私的空間を訪ねる初の写真＆エッセイ集。

都心の自宅と富士山を望む別荘のしつらい、敬愛する芸術家の作品、文房四宝や自作の着物、漆椀に菓子皿。暮らしを彩る「好きなもの」は、桃紅さん自身を感じさせて印象的です。一〇五歳の日々を、思い出とともに。
http://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/17507.html

著者プロフィール

美術家

「2021年 『朱泥抄』 で使われていた紹介文から引用しています。」