- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418212156
作品紹介・あらすじ
見た目におもしろい50体の土偶を厳選し、
楽しいニックネームとともに紹介して好評だった
『にっぽん全国土偶手帖』が、パワーアップして帰ってきました。
新版では、世界遺産「北海道・北東北縄文遺産群」を巻末で特集。
縄文遺跡の楽しみ方とともに、新しく世界遺産となった遺跡群の魅力を、
地図や写真を使ってわかりやすく紹介します。
旧版と同じく新書判サイズなので、資料館や博物館にも手軽に持ち運べます。
※50体の土偶は『にっぽん全国土偶手帖』と同じ記事が掲載されています。
感想・レビュー・書評
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図書館でやっていた『本の福袋』
司書さんがテーマを決めておすすめの本を2〜3冊袋に入れて貸し出すというもの
もちろん袋の中身は分からないが、ヒントのカードがそれぞれの袋にぶら下げてある
開けてのお楽しみ
たくさん並べてある袋の中から私は『おうちでほっこり』の袋を選んだ
てっきり青山美智子さんや瀬尾まいこさんの本が入っていると思ったら開けてびっくり!
思わず吹き出してしまった
これはその福袋の一冊目
土偶女子なる人がいることは知っていたが、私自身は全く興味もなく今日に至るが、せっかくだからと開いて見たらこれがおもしろい
土偶は、縄文人が安産や食料確保、病気治癒、命の再生などを願いを祈願する道具として作られたらしい
ここには、選び抜かれた50体の土偶が紹介されている
ご丁寧にニックネーム付きで
八頭身美人やストレッチマン、小顔クイーン、覆面レスラーなどなど
確かにほっこりする
顔中が目でゴーグルをつけているみたいな遮光器土偶はもちろんの事、豊かな乳房もあれば、可愛いつまみのような乳房を持った土偶
愛嬌があって、クスッと笑ってしまうと同時に、妊娠を表す正中線や臍のある土偶を見ると、1万年以上前から
人間が存在して、家族を作り、日々の生活を営んできたこと、そこに祈りがあったことが不思議且つとても尊いことに思える
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土偶の実物を鑑賞したい人にとって、出会える場所を記載してくれているので大変助かります。
旅のお供に連れて行きたい手帖です。
岩手県の御所野遺跡は縄文時代への没入感がすごいとのことで、ぜひ行ってみたいなと思いました。