- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418248025
感想・レビュー・書評
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表紙のうさぎは祈っているのだろうか…
お願いしているのだろうか…
うさぎはちいさな孤独やさん
からだがよわってしまったら
病気を必死でかくしてしまう
よわいからって つよくないわけじゃない
よわいからこそつよい、ってことだってある
詩から始まり短編、そして詩、と交互にお話を楽しめる。
けっして楽しいってわけではなく、ちょっぴり寂しくて、我慢して、切なくもある…という話である。
どれも温かな気持ちになる。
なかでも「自転車に乗って」が一番心に残った。
好きなピアノの先生が結婚するというのを聞いて、たくとのとった行動に…
おとうさんはわかっていたから自分の子どもの頃の誰にも言ったことのない話をたくとにした…
うさぎが自転車の乗ってる絵もとても素敵だった。
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道徳の時間に使って欲しいお話。弱い子たちにエールをくれる。文と絵から作者さんたちのうさぎ愛が伝わってきて、嬉しかった。本物のうさぎのようなふわふわの絵をツンとしたり、撫でたり、話しかけたり、人に見られたら気まずい読書になりました(笑)
うさぎは、つめを切られるのがきらい
うさぎは、だっこされるのが苦手
でも、てのひらで、なでられるのは、好き
病気を必死でかくしてしまう
病気が多かったあおいを思い出す。
会いたいよ、会いたいよ。
「うさぎ、うさぎ
よわいからって、つよくないわけじゃない
よわいからこそつよい、ってことだってある
だれでも、心の中に、うさぎがいる」 -
20240323ひるねこBOOKSさんのWebショップにて購入。
20240331読了。
どのお話も余韻のある終わり方をするので、ちょっと続きが欲しい感じになってますが、素敵なお話ばかりでした。うさぎさんの絵がとても可愛いです。