最近の企業不祥事: 不正をなくす社外取締役・監査役とは

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  • 税務経理協会
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  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784419066963

作品紹介・あらすじ

いつ日本企業は不祥事ばかりになったのか。経営者の不正を抑制する社外取締役・監査役の効果は、外部役員の活用方法と選任方法を伝授。

感想・レビュー・書評

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  • 残念ながら、企業不祥事は永久に不滅だ。悪いことを考える人間や組織が地球上にある限り、お仕置きされても懲りない。




    社外取締役あるいは監査役という言葉を見聞きすることがある。高い値段のするお守りのようなもので、実際どうなのか。



    監査役会設置会社で不正会計がなかなか減らないのは、会計士不足も関係していた。監査報酬が安くのにリスクが高い。そうなると会計士になるよりも一般企業の経理部などにつくことが多くなり、監査法人の監査のレベルが低下している。



    社外取締役についても、独立性と専門性の高さかという点で問題だ。企業からすると、社外取締役に求めているのは、「業績促進効果」であって、監査面で期待しているのではなかった。



    経営者側からすると、株主からのプレッシャーがあるので、経営面でのアドバイスを期待する。



    それで社外取締役はいないよりはいた方がいいようだ。



    最近も不正事例が載っている。被告が高跳びして話題になった日産、東芝など多くの事例が載っている。




    日産にしても東芝にしてもダークな面をうやむやにしているので、本当によくなっているのか疑問だな。

  • 東2法経図・6F開架:335.43A/Ka77s//K

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著者プロフィール

生活経済ジャーナリスト。城西国際大学院准教授
1968年生まれ。豪ボンド大学院MBA。桜美林大学院博士。国際線客室乗務員、NHK契約キャスターを経て、2003年、桜美林大学北東アジア総合研究所客員研究員。19年、城西国際大学准教授。「日本を変えるプラチナウーマン46人」(小学館)にも選ばれる。TVコメンテーターとしてメディア出演多数。夕刊紙、オンライン誌などで連載・コラム執筆。

「2020年 『ひきこもりは“金の卵”』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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