- Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784420137485
感想・レビュー・書評
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数多くある諸星作品の中でも珠玉の一集。純粋な「恐怖」だけに限定して言えば、その瞬発力はそれほど無いものの、一編一編にじわじわと体を侵食してくるような、それこそ「不安」が仕込まれている。最高!
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ちょっと怖かった。
絵が、不気味だけど可愛さもあって、不思議。
大人のための怖い話だな。 -
諸星大二郎氏の作品『不安の立像(1993)』を読了。 やっぱ諸星大二郎氏が描く・・・世界観が大好きなんだよなー。 特に”子供の大国”とかラスト・・・怖すぎる… ”ユニコーン狩り”は・・・ラストが微笑ましくて好き。
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他がホラーばかりの中で異色作の「ユニコーン狩り」が良かった。ユニコーンの登場シーンが綺麗で綺麗で。
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ダンゼン「子供の遊び」が気持ち悪くて良い出来。
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数え切れないけど何度目かの読了につき記事編集。
もしかしたら、そんなこともあるのか……と思わされるような、
心の隙間に忍び込んでくる怖い話の数々。
まかり間違えば自分の身にも降りかかるかもしれない、
と感じさせられるところが最高に気持ち悪くて堪らない、
いや、いい意味で(笑)
表題作に登場する“佇む人”や、
「子供の遊び」で飼育される奇怪なペットなど、グンニャリした質感に怖気。
画面(描写)がさほどグロくない割に、
そういう生理的な嫌悪感を催させるのが抜群に上手いな、諸星先生。 -
短編集。
『世にも奇妙な物語』で映像化された「復讐クラブ」をはじめ、恐怖とユーモアと不気味さにあふれた作品集。
他の誰にも描けない絵。 -
このタッチが雰囲気を助長する。
不安=恐怖
未知はホラー。
子供、という存在はある種の恐怖を生み出し易い、気が。 -
諸星さんの中である意味一番怖い作品です。
じんわり怖く深い短編集。