- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784420152723
作品紹介・あらすじ
幼い頃の禅寺での生活のおかげで、糠、粕、麹はお手のもの。そんな黄理子のおべんとうは、地味だけど、なぜかいつも美味しそう。母親とのちょっと難しい関係に悩む日も職場の上司に、不覚にもトキメク日もあるけれど、一日一日を大切に。それが黄理子スタイル。
感想・レビュー・書評
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「人を支える良いものを『食』という」と文中にありますが、本当にそうだなあとしみじみしながら読みました。語り手が長年使い込んでる曲げわっぱっていうのも良い。家族、職場と二つの人間模様を、静かに確かに食が変えてゆくさまに、ご飯の力を思わずにはいられません。じんわり染み入るご飯漫画。
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主任の「進めるよ、オンもオフも」宣言通り
いろいろいろいろ進行中でにやにやしちゃう2巻♡
でも今回も方丈爺とのエピソードも満載で涙もじわ~っ。
キリちゃんの育った禅寺の小さなお堂にある
ケヤキでできた大きな円卓。
食事も勉強もケンカの時も中心にあるのはみんなの円卓。
クリスマスにはまあるく素朴な米粉で作ったもちもちケーキを
みんなでまあるく輪になって食べる。
方丈爺の理想の学校には愛情がいっぱい。
人を支える良い物を「食」と言う。
限られた食材で、手早く、無駄なく、工夫して、
その日に合ったごはんをつくる。
手のひらにおさまる食事。
命の源となる「食事」は人の人生そのものなんだなぁ。
「柳緑花紅 真面目(りゅうりょくかこう しんめんもく)」
ありのままに自分を認め
ありのままの世界を見る
シンプルに生きるということは簡単でとても難しい。
方丈爺のようなあったかく朗らかな年を重ねていきたい。 -
ぶっちゃけると、読んでいてワクワクするような、見た目が艶やかな料理はほとんど出てこない、と言っていい
しかし、そこがこの『日日べんとう』の最もイイ所だ
地味でなく、素朴でホッとする温かさに溢れた、作る側が食べる人の健康を気遣っているのが一目で理解できる食事が出てくる、それだけで読み価値が大いにある、と私は声を大きくしたい
また、ここまで料理を全押ししておいてアレだが、人間ドラマが深いのも魅力の一つ
黄理子さんと荒井さんのマイペースな恋愛模様も見てて飽きないが、やはり、気になるのは親子ドラマ
確執、とまでは行かないにしろ、傍目から見れば、お互いに意地を無理に張り合っているのが丸判りの母娘が、不器用にその距離を他人のおっせかいを受けながら縮めていく
ある意味、使い古された、と言ってもいい正道パターンであるが、それが出てくる料理と巧くマッチしており、古臭さなど微塵も感じさせない。思うに、基礎がしっかり固まっている画が、それを助けているのだろう
どれも自宅で作れちゃいそうなものばかりだが、個人的には、豚そぼろが気になる。この手の何にでも使えちゃうサポート系のモノは、一人暮らしでも夫婦、家族にも大きな味方 -
母親との関係が変わってきた。生まれて最初に築く人間関係は、まさしく母とのものだと思う。母親との関係が変わるということは、ここから黄理子の生き方が変わるということなんだと思う。
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なんか、1巻より面白かったきがするのは、恋愛?がまじってきたからでしょうか爆
そして、家族構成もなんとなくわかってきて、今後が楽しみ -
面白かった。恋の行方も気になる。
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良かったです。
手のひらサイズの弁当購入しちゃいました。 -
201307/やや急展開にも思うけど、話進んでちょっと面白くなってきた。メインの主人公・弟・上司より、会社のみんなのほうがキャラとして興味ひかれる。