新装版 自己を伸ばす:カーネギー・トレーニング

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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422100562

感想・レビュー・書評

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  • D・カーネギーの「人を動かす」がおもしろかったので読んでみたが、カーネギー著の本ではなく、想像の感じとは異なった。
    カーネギーの生い立ち、実施していた実践コースでの出来事、「人を動かす」「道は開ける」からの抜粋という内容。

  • プレゼンテーションが上手になるためには、その機会を作り、かつ周囲が真剣に話を聞き、好意的に評価(感想?)を述べることで、自信がもてるようになることが必要である。自分が話したい内容、興味をもっていることについて話せば自然と熱のこもったプレゼンテーションとなる。
    人前で話したい、と思えるようになること。

  • 1982年刊行
    今日あなたがどんなことを考えるかによって,将来が大きく左右される。
    デールカーネギー教室→動けない→参加する誰もが味わう不安感
    1912年(大正元年)プログラム開始→もし,あの晩に預言者が現れ,「あなたは将来,あなたの教室,著作を通じて,何百万人もの人に影響を与えるであろう」→おそらく彼は肝をつぶしただろう。

    1936年 How to win friends and influence people.
    1948年 How to stop worrying and start living.

    幼少期 農家の子ども→イナゴ,洪水の被害→天候や作物の出来不出来に生活を賭ける人生は送るまい
    パブリック・スピーキング教室

    もし勇気のある人間になりたかったら,今まで怖くてできなかったことをやってみたまえ
    一つやってみることだ。
    訓練と練習を重ねることによって,人前で話すことが恐ろしくなくなり,自信をもった人間になれる。
    話をする準備に10分や10時間を費やすようではだめ。10週ないし10カ月かけることだ。
    自分が話そうとするテーマについての完全な知識を持つ。→精神的なゆとり。

    会議で4つの問題
    ①何が問題か②原因は③解決策は④取りうる最上の解決策は

    子ども「幼稚園に行きたくない」→楽しみは何か→絵具でフィンガーペインティング→幼稚園で習ってきて一緒にやろう。

    成功する人と失敗する人の技量の差は小さい→熱意の高い人が有利

    マッカーサー「若さは希望に比例し,老いは絶望に比例する。」

    文句×→理解するように努める。

    起きている時間の半分を仕事に費やす→仕事が面白くなれば悩みは消えていくだろう。

    人材養成コース①苦情を言っている人を尊重②よく聞く③感謝の気持ち「気付かなかったことを気付かせてくれた」④詫びる
    今日という船室の中では,今日だけをしっかり生きよう。
    Worry Only Reduces the Resources within You くよくよしたって始まらぬ身を削るのが関の山
    ①最悪の場合はどうなるか②避けられないなら受け入れる準備③少しでもよくするために冷静に対処する。

    プレゼント→お礼がないことが頭から離れない→人生の90%正しい10%間違い→90%に集中する。

    クーエの理論→自分は成功できる→きっと成功する。

  • USスチールの社長が、自分の能力は、社員に熱意を起させる能力だという。

    自分が大事な人間だと感じさせる。
    苦情を言っている人を尊重。
    よく聞け。
    感謝の気持ちを示す。
    詫びよ。

  • 「人を動かす」のまとめとカーネギーコースの紹介だった。

  • カーネギー・トレーニングについての話
    参加者の以前とその後

  • 一つだけ確かなことがある。勇気というものは、金で買えるものではない、ということだ。真の勇気は、自分の腕力を強くするのと同じ方法で養うことができるのだ。たとえば、かりにあなたがロックフェラーや、ヘンリーフォードを一緒にしたような巨万の富を持っていても、体育の先生のところへ行って強い腕を1本買ってくるというわけにはいかないのと同じことだ。強い腕を持ちたいと思ったら、やはり自分の腕を使って木を切り倒したり、ボクシング選手のように、サンド・バッグを毎日たたくというような修行をしなくてはだめだ。勇気を養う事だってこれと同じように、まず、それを自分で実際に使って、だんだん強くしていく以外には方法はないのだ。だから、早速明日からでも、何か今まであなたが怖くて出来なかったことを、一つやってみることだ。じっと何もせずに座っていて勇気なんか養えるわけはない。行動して、初めて勇気ある人間になれるのだ。

  • 自分の成長に必要なこと
    あくなき熱意、成功まで続ける情熱

    そして、信頼できる友を作るには
    自ら話しかける、話を聴く


    シンプルだけれど、わたしたちが
    忘れてしまいがちな事です。

  • 非常に良かった。

    全て深みがあるのだが、私が最も感銘したのはたった一文のみ。

    「人は資源である」

    人は資源。
    資産、とはよく言いますが、資源、というのは全然意味が違う。
    資源であれば、有効活用しなければならない。
    資源であれば、形を変えても良い。
    無駄な場合もある。
    再利用出来る。
    要は、使う方がどう使うか。深い。
    現在のエコブームも後押しして、非常に深い意味に考えを巡らせてしまった。素晴らしい。

    あまりにもそこにインパクトがありすぎて、他がかすんでしまった。自己啓発の草分け的な本なのかもしれない。

  • カーネギー・コースのすばらしさを宣伝している本。
    タイトルから、自分を成長させるにはどうしたらよいのかが
    記載されていると思っていたがそうではなかった。
    自信をつけ、自分の長所を生かすようにして自己を伸ばす

    ■3章 自信を勝ち取る
    ・大勢の人の前で話をする勇気を養い自信をつける
    ・何事かを立派にやり遂げた、自分は勝ったんだという気持ちを起こさせる
    新しい習慣を身につけるときは、
    ・物事を始めるときは、持ち合わせている熱意の全部を投入せよ
    ・あらゆる機会に新しい決意を実行に移せ
    ・いったん実行しようと心に決めたことは、たとえ一回でもそれを怠ってはいけない
    ・絶対に後には引けないという状態に自分を追い込め

    ■5章 熱意をふるい起こす
    ・無理をしてでも熱意を持った人間らしく振舞うこと。
     そうすると、本当に熱意ある人間になってくる
    ・自分の取り組んでいる問題に打ち込み、よく調べ、習得し、その問題を自分の生活の一部に組み入れてしまう。
    ・自分にペップトーク(励ましの言葉)をかける

    ■6章 友を獲得し、人を動かす
    ・批判、非難、苦情はやめる
    ・正直で誠意のこもった評価を与える
    ・心からの感謝
    ・笑顔を与える
    ・人の名前を覚える
    ・良い聞き手であれ。人がそれぞれ自分のことを語るように仕向けよ
    ・もし間違っていると気付いたら、そのことを早く、はっきりと認めよ

    ■8章 悩みを克服せよ
    ・今日という船室の中では、今日だけをしっかり生きよう
    1.最悪の場合はどうなるのかを考える
    2.避けられないものなら、それを受け入れる準備をする
    3.次に最悪の状況を少しでも良くするように冷静に対処する

    仕事の際の疲労や悩みを防ぐ
    1.現在手がけている問題に直接関係ある書類以外はすべて机から片付ける
    2.重要なものから順に片付ける
    3.判断を下すのに必要な材料が手中にある場合、すぐその場で解決
    4.系統立てること、人に任せること、監督することを学ぶ

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