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- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422110684
感想・レビュー・書評
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この本を読んで得たことは、一言で言うなら「孤独とは、自分自身と深く向き合うことである」ということだ。他者との交流、心の絆に関する考え方には、自分にとても近いものがある
http://preciousdays20xx.blog19.fc2.com/blog-entry-429.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
孤独に沈潜し己と向き合うことで感情を発見し、その上で初めて愛に生きることができる。
孤独なき愛ではなく、愛に向かう孤独を。
そういった結論自体ではなく、描かれている葛藤に読み応えがある。「さみしさと孤独」「さみしさと出会い」「個人対集団」「正直さと真実」「素直さと思いやり」といった章題が示すように、似ていたり対立していたりする二項を引きながら、丁寧に言葉をふくらませていく。
とりわけ、さみしさと孤独、正直さと真実、素直さと思いやりの葛藤は読んで腑に落ちるものが大きかった。自分にとっては、集団との葛藤は比較的清算された問題で、自分との戦いが第一の課題みたい。
手元に置いておきたい。
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