- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422110721
感想・レビュー・書評
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【目次】
Ⅰ カウンセリングと教育
Ⅱ カウンセリングの聴き方――技法の基礎にあるもの――
Ⅲ カウンセラーの訓練――ロール・プレイをめぐって――
Ⅳ カウンセリングの専門性と一般性
Ⅴ カウンセリングの限界
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月日が移り変わってもあせることがない河合先生の著書。
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. 読了メモ。河合隼雄『カウンセリングを語る(上下巻)』。臨床心理学を専門とする著者の講演集。25年以上前の講演だが、とても理解が出来る。カウンセ(ラー・リング)が氾濫する10年代において、心理療法とカウンセリングを混同せずに読むことが求められる。前者は治療。後者は、関係と技術。
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図書館所蔵【146.8KA】
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迷ったときに読んで感動した本。
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本当に講演を聴いているような感じ。とてもわかりやすく読みやすい本。人に話したくなるのは、自分の心に納まりきらないからだ という。またカウンセリングは日常会話と違い手術と似ている。一番その人の痛いところをさわっていくのだ。カウンセラーが触るのでなく、自分自身で徐々にさわっていく。最初は自分でさわりたくないから”あいつが悪い、こいつが悪い”というが話しているうちに、その人の言葉自身が自分の痛いところに触れていくのだ。うーむ、、、そうかぁ。最後は自分で自分に気付くしかないのか と思う。すごくいい本だ!