スクールカウンセラーがすすめる112冊の本: 子どもにかかわるすべての人たちへ
- 創元社 (1999年8月1日発売)
本棚登録 : 16人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422112435
感想・レビュー・書評
-
絵本や児童文学、漫画から、臨床心理学の専門書まで、幅広く全国ひとりひとりのスクールカウンセラーさん方が丁寧にレビューを書いて私たちに勧めてくださっています。
テーマは、子どもの宇宙、思春期の難しさ、子ども・学校・家族、カウンセリング、人間を考える。
ダントツに多いのは、やはり河合隼雄氏の著作。
何冊かは既に読んだものもあり、「ああ、専門家の人はこういう見かたをするんだなぁ」と思わされたり、
まだ読んだことのないもので、タイトルだけ見て興味の湧いたものも説明を見て、読んでみたいと思わされました。
カウンセラーたちは、ただマニュアル通りに業務をこなしているのではなく、専門家としても、人間の深みなど多角的に暖かい目で対応していらっしゃるのだなと感じた次第。
臨床心理は実に幅が広い分野であるし、専門家やカウンセラーのみならず、子どもに関わる全ての人が持つべき素養でもあるのではないかと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供を理解するために臨床心理士が勧める本なのだが、単なる本の紹介ではなく、カウンセラーとして得たことが滲み出る書評が非常に興味深い。自分も読んだ事のある本の書評は、さらに興味深い。しかも、取り上げられた本はカウンセリングに関するものだけでなく、小説、絵本、児童文学、評論などバラエティに富んでおり、非常に面白い。紹介されている本を片っ端から読みたくなってくる。
全2件中 1 - 2件を表示