ユングのタイプ論: フォン・フランツによる劣等機能/ヒルマンによる感情機能
- 創元社 (2004年7月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422113005
感想・レビュー・書評
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ユング自身の「タイプ論」はどちらかというとコンセプトの提示が主眼で、そのまま使えるもんじゃない。一方MBTIまで行ってしまうと、ハウツーの側面もあって当然ながら可能な限りシンプルに整理してある。言って見れば問題と答が我々の手元にある状態。
でもそこで、答えを見る前に自分で考えてみたい(自分でやってみて始めて納得できるタイプというのもある)。しかしその問題と答の間の部分を知りたければ実際には多くの考察と試行錯誤があったはずで膨大なニュアンスの山に対峙することになるだろう。なんかいいのないかな。と思って見つけたのがこれ。表題から察するに、外向の感情機能が劣等なんて人にはスペシャル仕様ではないだろうか。時間が出来たら読みたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かなり良著。
これでタイプ論についての理解の幅がかなり広がって、見えた。
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