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- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422116402
作品紹介・あらすじ
「自分はイケてる、カッコいい」という気持ちに浸って満足する自己愛(ナル)人間。人に認められたいという願望が肥大して暴走を始めると病的な自己愛になり、周りは振り回される。婚活詐欺殺人の木嶋佳苗、クリントン元米大統領、金正恩朝鮮労働党委員長、三島由紀夫らの自己愛を探り、サイコパス、アスペルガー、いじめなどとの関係を解き、医師、美人、母親の自己愛も考察。自らが病的な自己愛人間にならないためにもおすすめの本。
感想・レビュー・書評
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自分が自己愛にがんじがらめになっていることがよくわかった。「自分がハッピーで他人もハッピーな状態で、ようやく本当の意味でのハッピーさが長続きする」という至言が刺さる。そのためには、「他人のハッピーさに関する想像力が必要」になるのだが、三歩歩けば自分のことしか考えられなくなる。
解決策を提示するものではないが、自己愛のメカニズムがよくわかる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自己愛的(ナル)な人たち。岡野憲一郎先生の著書。精神的に満たされにくい時代だからこそ、自分を好きになって自分に自信を持つことは大切だけれど、病的なまでに自信過剰なナル人間になってしまっては本末転倒。厚皮ナルシスト、薄皮ナルシストという説明が興味深いです。
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