- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422211404
感想・レビュー・書評
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本は著者の意思、思想、空想が著者自身が滅んだ後も残る再生機であると同時に外見や挿絵などの芸術面も楽しめる道具です。
このように色々な可能性を秘めた本は元々量産できないもので、大変高価でした。
それが画期的な印刷法により徐々に読書層が拡大していきます。
装丁はシンプルなものにはなりましたが、庶民でも本を楽しめる時代になっていきました。
ヨーロッパを中心に綴られる本の歴史。
図版も多く盛り込まれ、視覚的にも楽しめる一冊です。
しかし…欲さえあれば本をいくらでも読める今の時代は、大変恵まれているんですねぇ。 -
図版が多く、説明も端的で、さくさく読める。
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コメントではなくて、授業用情報。
この授業は聖書の翻訳を軸としているが、聖書の翻訳を巡る歴史は本の歴史とも大きく関わっている。本の歴史の概説書は様々あるが、これはフランス系の入門書。よみやすく、ビジュアルに訴え手に入れやすいので一度見てみるのをおススメする。 -
NDC(9版) 020.23 : 図書.書誌学
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本の歴史は、文字の、芸術の、思考の、権利の、印刷技術の歴史でもあった。人はいつから本を作り、娯楽として本を楽しむようになったのか。挿し絵というか、画像多めで順を追いつつ説明してくれる。
画像と文章と画像の説明が入り交じり視覚的にはとても読みにくいが慣れればそうでもなく、画像たちに感動しながら読み進められる。
愛書家は一読の価値ありじゃないかなと。
本の扱いについては、どちらかといえば自分はフランス式だなぁと。 -
そのままの内容。本と呼べるものがどういう風だったのか教えてくれる。どこでどういう風に作られていたのか流通していたのかなど。図録も沢山載っていてとても面白い本だった。
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テーマ史
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とてつもなく素晴らしい本の世界入門。
活版印刷以前について触れられているのが良い。 -
写本時代の解説が特にお気に入り