引き算思考の日本文化:物語に映ったこころを読む

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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422300498

作品紹介・あらすじ

「潔く去る」、「身を引く」という言葉に代表され、日本文化の深層に根強く継承されてきた「引き算思考」の価値観。その構造と特色を『古事記』、『竹取物語』、『平家物語』、『泣いた赤おに』などの物語や、本居宣長の「もののあわれ」論を通して明らかにし、より洗練された文化的価値観「引き分け思考」への転換を提言。日本人が自らの価値観を自覚することにより、豊かで新しい文化の創造がはじまる。

感想・レビュー・書評

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  • 『古典不要論への反撃!?書評劇場』から。

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著者プロフィール

1957年、大阪府大阪市生まれ。皇學館大学現代日本社会学部教授。専門は国文学、神話学。著書に『風土記 日本人の感覚を読む』(角川選書)、『古風土記の研究』(和泉書院)、『風土記研究の最前線 風土記編纂発令1300年』(新人物往来社)、共著に『日本人の〈原罪〉』(北山修との共著、講談社現代新書)、共編著に『風土記 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)などがある。

「2021年 『風土記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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