驚異の未来生物: 人類が消えた1000万年後の世界

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422430256

作品紹介・あらすじ

地上から誰一人いなくなった未来の地球。しかし、生命は死に絶えていなかった――獰猛な巨大イカやキリンのような鳥、空を滑るように飛ぶオオムカデ、凶暴なウニなど、未来の海、森、砂漠に棲息する驚愕のクリーチャーたち。古生物学者とCGクリエイターがタッグを組み、科学的イマジネーションを駆使して生まれた、進化を遂げたハイクオリティCGと臨場感あふれるストーリーが織りなす壮大な知的SFエンターテインメント。【本書に登場する未来生物 全20種】発光する潜水服「ステゴイクチス・ルミノスス」深海の巨大なオタマジャクシ「ベントギリヌス・ギガンテウス」頭足類の皇帝「ロンボセピア・インペラトール」魚竜のようなペンギン「ネオピゴセリス・デンタトゥス」推進するウミツバメ「プロペロネクテス・ブリアーニ」曲芸飛行をするコウモリ「ヴェロキプテルス・アクロバトゥス」巨大な空の影「ギガプテルス・トロポスフェルス」新種のダチョウ「ストルティオプス・フィリプクディクキ」未来のクサシギ「トリンガプテルス」殺し屋のウニ「ネオキダリス・シュワルツェネッゲリ」カラフルで巨大なカモ「ハドロルニス・ラエトゥス」肉食恐竜のようなオウム「ティラノルニス・レックス」滑るように飛ぶオオムカデ「スコロペンドラ・ヴォラン」キリンのような鳥「ジラフォルニス・ヴァンダイキ」死の翼「ネクロプテリス・ギゲリ」未来の卵食い「ネオヴィラプトル・ブレヴィリンクス」夜の吸血鬼「ノスフェラポダ・キンスキー」地中に暮らす鳥「タルピドルニス・セシャニ」進化したトウダイグサ「ネオフォルビア・ウェルシ」頭に羽のついたハチドリ「コッシマ・マニフィセンス」

感想・レビュー・書評

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  • 未来にはどういう生物が繁栄しているのかのフィクション本。想像力がかなり掻き立てられる。

  • 体の構造やその生物の形態、はては学名までもがしっかりと考えられており、想像力を掻き立てるような一冊でした。
    また1つ1つの説明文などもさほど長くなく、凝りすぎてない所(あえてかはわかりませんが)も良かったです。

  • ふむ

  • 環境問題なども考えさせる本だった。あと人間が200年間滅びなかったら大したものだと思う。個人的に歩く吸血蝙蝠は怖いなぁ。大体陸生動物が、取りばかりだったのは残念。ただ、この哺乳類の絶滅状況を見ると、次地球を支配するのは鳥かもな。

  •  今からちょっと後に来る、ペルム紀末期クラスの気合の入ったカタストロフが地上の生物をけっこう粉砕し、一千万年くらゐたった頃の世界で生きる生き物の皆さんが描かれる。
     南米のネオ深海ではオタマジャクシが、ちょっとでかい雑魚としてのナマズを喰ひ、天空を蝙蝠が飛翔し、海洋は、全力で魚類を主張してゐるイカが蔓延る。

     D・ディクソンの『フューチャー・イズ・ワイルド』では、少し寒いアメリカ大陸で、昼行性のでかいコウモリが社会性の鳥を食ってゐるが、ここでもさう言ふナニがある。CGアートが、けっこう説得力を持つ。

  • 請求記号 460/B 67

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著者プロフィール

マルク・ブレー(Marc Boulay)
CGアーティスト、動物造形家。優れた展示技術を持つクリエイターに与えられるフランスの博物館展示技術革新賞を受賞。パリの国立自然史博物館や科学技術博物館などで作品が展示されている。ドキュメンタリーやフィクションなど数多くの映像作品、IMAX映画の製作にも関わっている。

「2017年 『驚異の未来生物』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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