住まいの建築史: 近代日本編

  • 創元社
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 44
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422501307

作品紹介・あらすじ

開国とともに現れた居留地の西洋館に始まり、明治期における和洋折衷の試行錯誤、お雇い外国人による本格建築の導入、そして関東大震災を乗り越えモダニズム隆盛を迎える日本の住まい。住宅史研究の第一人者が、幕末から戦後に至る日本住宅100年の歴史を、間取りやライフスタイルの変遷にも着目しつつ、時代の流れに沿ってやさしく語り下ろす。本書で紹介するのはいずれも現存する建物で、その見どころを写真も交えながら解説する。足掛け3年・150回続いた『週刊新潮』好評連載を再構成してまとめた、近代建築ファン必携の一冊。カラー口絵を含む写真126点収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 週刊新潮に大和ハウスが広告として出していたシリーズをまとめた本。
    と書くとなんだか誤解が生じそうだけど、登場するのはいわゆる近代の歴史的邸宅である。
    そうした建築を訪れる前、後にこういった本があるととてもありがたい。単体の評価は世にたくさんあるが、系統立ててみることができるから。

  • 【本学OPACへのリンク☟】
    https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/709976

  • ふむ

  • 最初の洋館:幕末→明治期 来日した外国人の住まい 洋風住宅のモデル 洋風化を志向・最初期:札幌・永山邸 京都・新島襄邸 山縣有朋・無鄰菴 明治期の本格的洋館:上流僧の和洋館並列型住宅 別荘・別邸:避暑文化 富国強兵策・開拓事業 大正・昭和初期の洋館:古典主義系・アメリカ系 大正・昭和初期の和風御殿:洋風志向の反動としての伝統的な建築様式 勢を凝らした和風御殿 モダニズム系の住まい:様式建築を乗り越えて種具店 プレモダニズム系 モダニズム系 現代住宅の祖型・戦後の住まい:戦後直後に建てられた小住宅

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1953年生まれ。神奈川大学建築学部建築学科教授。1983年東京工業大学大学院理工学研究科建築学専攻博士課程満期退学。工学博士。著作に『日本の近代住宅』(鹿島出版会、2016)、『「間取り」で楽しむ住宅読本』(光文社、2005)など。

「2022年 『和室礼讃 「ふるまい」の空間学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田青蔵の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
マルクス・ガブリ...
九段 理江
絲山 秋子
ヌッチョ・オルデ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×