7手詰将棋:実戦の勝率が上がる202問 (将棋パワーアップシリーズ)

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  • 創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422751252

感想・レビュー・書評

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  • たかだか7手詰めくらいの詰将棋の解説で以下詰みって省略するのやめましょうよ、それがひと目で解るくらいならこの本読んでないっすよ…分岐の説明しないなら紛れのない詰将棋作ってくださいよ、タイトル獲ったことのあるプロなんだから…

  •  矢倉御三家・高橋九段の詰将棋本。創元社のこのシリーズの本のサイズは新書よりわずかに大きい。左頁に問題図が上下に2問、その裏頁に解答がある。
     本書の問題の難易度は低く、手順にもトリッキーなものやあからさまな捨て駒はない。むしろ筋悪く王手するものが正解手順である場合など、一般的な詰将棋の裏をかいた問題もまぎれさせている。
     次に個々の詰将棋について。本書では玉型の陣形が実戦で見られる囲いを題材にしており、囲いがそっくり残ったものや崩れた囲いからスタートする。具体的には、矢倉・船囲い・穴熊・平美濃・銀冠・右玉・中住まい・居玉……など。
     級位者にとっては解きやすくおすすめ。難易度・解きごたえ・芸術性を求める人には不向き。

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著者プロフィール

高橋道雄九段
1960年4月23日生まれ、東京都出身。1975年4月、佐瀬勇次名誉九段門下、6級で奨励会入会。
1980年6月、四段。1990年4月、九段。
矢倉や角換わり、横歩取りなどを得意とする居飛車党。
重厚な棋風で、昭和の終わり頃から平成初期にかけて矢倉▲3七銀戦法で無類の強さを発揮。
「▲3七銀と上がれば高橋の勝ち」とまで言われた。
1983年9月、第24期王位戦で初タイトルを獲得(23歳)。五段でのタイトル奪取は史上初(当時)。
1985年度には王位奪還と棋王奪取で二冠になり、将棋大賞の最優秀棋士賞を受賞。
その後、順位戦でも昇級を重ねて第50期A級順位戦で1位になり、名人挑戦。
タイトル獲得は十段、王位(3期)、棋王の合計5期。他に棋戦優勝は3回。
著書は「固めてドカン! 対四間飛車ミレニアム&トーチカ戦法」、「横歩取りで勝つ 攻めの最強手筋ガイド」(マイナビ出版)、「矢倉名局集」(日本将棋連盟)、「最新矢倉戦法:▲3七銀戦法徹底研究」(創元社)など

「2022年 『矢倉戦記 2011~2021』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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