マンガでおぼえる棒銀戦法:この本を読めば友だちに勝てる!

著者 : 高橋道雄

• 創元社 (2011年6月9日発売)

感想・レビュー・書評

[はなもさんの感想 · 2020年5月20日]

自粛生活の中、また将棋やりたーいってことで。。
まずは基本の棒銀をお子様用のマンガ版で勉強。アプリでなく、実際に駒を動かしながら進めるとわかりやすい。

[sarunobananaさんの感想 · 2018年6月25日]

将棋の基本ルールを覚えても、いざ対局となると、どの駒をどこに動かせばよいのか困ってしまいます。なぜなら、戦い方（戦法）を知らないからです。

本書で紹介されている棒銀は、単純ながら破壊力が抜群なので、初めて戦法を覚えようとしている方におすすめです。
漢字にはルビがありますので、お子さまでもマンガを読みながら棒銀戦法を覚えられるでしょう。

子ども向けのマンガであるため、回りくどい説明やギャグなどがあります。そういうのが気になる方は、同著者の『居飛車基本戦法』で同じ棋譜が紹介されているので、そちらをおすすめします。

著者プロフィール

高橋道雄九段
1960年４月23日生まれ、東京都出身。1975年４月、佐瀬勇次名誉九段門下、６級で奨励会入会。
1980年６月、四段。1990年４月、九段。
矢倉や角換わり、横歩取りなどを得意とする居飛車党。
重厚な棋風で、昭和の終わり頃から平成初期にかけて矢倉▲３七銀戦法で無類の強さを発揮。
「▲３七銀と上がれば高橋の勝ち」とまで言われた。
1983年９月、第24期王位戦で初タイトルを獲得（23歳）。五段でのタイトル奪取は史上初（当時）。
1985年度には王位奪還と棋王奪取で二冠になり、将棋大賞の最優秀棋士賞を受賞。
その後、順位戦でも昇級を重ねて第50期Ａ級順位戦で１位になり、名人挑戦。
タイトル獲得は十段、王位（３期）、棋王の合計５期。他に棋戦優勝は３回。
著書は「固めてドカン! 対四間飛車ミレニアム&トーチカ戦法」、「横歩取りで勝つ 攻めの最強手筋ガイド」（マイナビ出版）、「矢倉名局集」（日本将棋連盟）、「最新矢倉戦法:▲３七銀戦法徹底研究」（創元社）など

「2022年 『矢倉戦記　2011～2021』 で使われていた紹介文から引用しています。」