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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422930909
感想・レビュー・書評
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初吉村萬壱さん。大変興味が沸いた。小説読まなきゃ。
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哲学とは真正面からガチガチに読むことが正であると説く人もいるけれどそれが全てではない
蠅のように自分の好きなとこから自由に吸い付いてもいいんだ
自分を蔑みがちな自分にとって
吉村氏の破天荒で赤裸々な視点の先には
確かな導きと珠玉の解放を感じる。
本当に読んでよかった
ありがとうございます。
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著者の自伝的エッセイ。
冒頭からとんでもエピソードの連発に、始終心拍数が上がりまくりだった。
著者にも著書にも予備知識ゼロで、題名のカッコ良さだけで読み始めた自分に反省。
でも、そのぶん倍楽しめたと思う。
透徹な内省とその開示に、ただただ頭の下がる思い。
生きにくさを抱えている人には救いになる。
私自身、そのままでいいよと言ってもらえたような気がした。
文学や創作への思いにも胸が熱くなった。
最後まで読むと題名の意味がわかる。
私も『蝿』なるぞー。
哲学書も、分からないなりに読んでみようと思う。