- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784426102906
感想・レビュー・書評
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イタリアという国とイタリア人が、日本や日本人とは全く違うことが面白おかしくわかる。
自分の常識が他人の非常識がよく当てはまる。
遠慮がちで、自己主張がわがままと捉えられる日本人がイタリアで生きていくには、イタリア風の考え方や行動をしないと楽しめないし、肌に合わずに夢破れて帰国するはめになりそう。
人の迷惑になるかも~なんて考えずに、自分の欲求を大きな声で言うなんて、気持ちよさそう!
例えば日本人は食事の時に周りににあわせて注文することが抵抗なくできる。
本当はAセットがいいけど全員同じメニューなら出てくるの早いだろうし、お店の人も楽だよね、なーんて、わりとあるでしょう。
でも、そんな考え方はイタリア人はしない。自分が食べたいものを注文する!
お店の人の迷惑など全く考えない。考えるという視点がない。
楽しくて幸せそう!!
どうしても染み付いた日本人感覚が抜けない私にはイタリア人がぶっ飛んで見えて羨ましい。
いつかイタリアを訪れた際は、堂々と自己主張してみたい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コロナの状況が少しずつ落ち着き、そろそろ海外に行きたいなと思い海外の旅行についての本が置いてあるところをフラフラ歩いて見つけた一冊です。もともとオードリー・ヘップバーン主演の映画「ローマの休日」が大好きなので、思わずタイトルに惹かれて手に取りました。読んでみると憧れのイタリア生活・・・とはちょっと違うかもしれない、思わずクスッと笑える著者のイタリア生活が書かれています。日本人は謙遜するのが当たり前で自己主張が弱いといわれていて、自分もそうだと実感していましたが、この本を読むともっと自己主張をしてよいのかも、自分って本当はすごいのかもと自己肯定感を上げてくれます。元気になりたいときに読むのにもぴったりな一冊です。
(社会・人間科学コース D3) -
郷に入っては郷に従えですね