お役所の潰れない会計学

著者 : 林誠

• 自由国民社 (2007年10月26日発売)

感想・レビュー・書評

[komizouさんの感想 · 2009年5月31日]

発売たちまち大反響!
これは意外に意外かも・・・との読者ハガキ続々です!

「官は民に学べ!」一見、ごもっとも。でも、民間企業ってボコボコ潰れていませんか?官が民に学んだら、逆に破綻しちゃうかも? 「官は悪いところだらけ」と批判しまくるのもいいのですが、本書では「民が官に学んでもいいかもしれない」ところを、特に会計学の視点からさらりと書いてあります。

[しゅうさんの感想 · 2009年6月7日]

09.06.07 読了。

[hachiro86さんの感想 · 2008年5月6日]

自治体サイドへの厳しい意見や指摘もあるが、基本的には「民間に見習え」式の議論に対して、公会計の利点を見直し、評価するものとなっている。なかなか高飛車で挑戦的なトーンで、場合によっては勇み足っぽいところもあるが、理屈としてはそれなりにうなずける部分を多く含んでいる。
http://d.hatena.ne.jp/hachiro86/20080210#p1

著者プロフィール

所沢市経営企画部次長。１９６５年滋賀県生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。日本電気株式会社に就職。その後、所沢市役所に入庁。一時埼玉県庁に出向し、現在に至る。市では、財政部門、商業振興部門、政策企画部門等に所属。役所にも経営的な発想や企業会計的な考え方も必要と中小企業診断士資格を、東京オリンピック・パラリンピックに向けて通訳案内士資格を取得。また、所沢市職員有志の勉強会「所沢市経済どうゆう会」の活動を行う。自治体改善マネジメント研究会会員。著書に『お役所の潰れない会計学』（自由国民社、２００７年）、『財政課のシゴト』（ぎょうせい、２０１７年）、『イチからわかる！““議会答弁書”作成のコツ』（ぎょうせい、２０１７年）がある。

「2018年 『9割の公務員が知らない　お金の貯め方・増やし方』 で使われていた紹介文から引用しています。」