【新版】内藤忍の資産設計塾─あなたとお金を結び人生の目標をかなえる法
- 自由国民社 (2008年5月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784426105105
感想・レビュー・書評
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新版]内藤忍の資産設計塾
[新版]内藤忍の資産設計塾を読みました。
カテゴリー的には投資関連本ではなく、資産設計⇒運用本だと認識しています。
今まで資産運用といわれて深く中止を向けていない分、自分としては時間を
割いて読み深めました。
やはり20代にまったくといっていいほど、資産運用「お金について考える」ことが
なかったため、読めば読むほど自分にとって学ぶことが有る本だと感じています。
(資産運用といわれて、誰しもがドコから手をつけていいかわからないことが有る。
それを解決するための大事な一冊だと思います。)
本書は、「資産」を「設計」し、「運用」するための教科書的な一冊です。
資産運用を考えている方にとって、一番最初に読んで欲しい一冊です。
●本書を良い所
・「資産」を「設計」するエッセンスが詰まっていて、セオリー、商品、プロセス、
応用ポイントが分かりやすく記載されている。
・上記四点について、図表を取り入れており、しっかりポイントを抑えていること。
・はじめに資産設計の捉え方を以下の観点でまとめていること
(1)位置づけ ・・・人生の夢・目標をかなえるための手段
(2)投資判断 ・・・リスクから考える
(3)付加価値の源泉・・・アセットアロケーション
(4)期間 ・・・長期(僕はここを30~40年と見ています)
(5)手間・コスト・・・少ない <ここも割りと中くらい?
(6)リスク ・・・コントロール可能※
※この中でリスクについて、僕は過去の統計が長期的なリスクを標準偏差に
よって計算することは可能ですが、短期的なリスクを気丈で計算することと
結果は異なると認識しています。
ですが、リスクのコントロールは、リスク度合いが「流動性資産<債券<株式」位しか、
できないと認識しています。
●何故資産運用をするか
まず、自分の中で考えてみました。サラリーマンとして金融を知らない身ですが、
やはり以下のような発想が出てきました。
⇒自分の老後のためにお金を残す
⇒銀行に300万円/3年定期預金で預けても、金利「0.10%」
(みずほ銀行・定期預金3年間/300万円)こんな運用しか世の中に無いのか。
⇒保険についても、費用が高すぎる。自分で考えて何かできないか。
●運用に対する僕の考え(結果)
僕は、中長期的に、使わないお金を運用する場所を探していた。
決して最適・最良の場所でなくても良かった。
それは、定期預金だけでない自分の意思を含んだ運用をおこなって行きたい。
(アセットアロケーションという自分の意思で、配分と運用を行う。)
本書の中で「あなたはお金の経営者」という言葉が有る。
この通りで、お金の経営者として、何を進めるか?ということを考えていく
ことが重要であり、経営者としての経営ノウハウのひとつが本書だと認識
しています。
続きも別途記載しますが、以下がこのブログで書いている内容になります。
正直、お奨めです。買ったほうがいいか?買わなくていい本か?と聞かれると
「購入した方がよい!」と答えてしまいます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読
この本をきっかけに資産運用をするようになりました。 -
これ一冊読めば投資について基本的なことは全て分かる。投信初心者向きですが、中級者も改めて読み返しても為になると思います。
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4半期の実現リターン=(今4半期末の資産時価-前4半期の資産時価+今4半期に追加した元本)÷前4半期末の資産時価
「アセットアローションで投資の成果の80%が決まる」とのことなので、早速自分の資産配分を確認しました。何と流動性資産が「88%」。とてもリスクをとっているとは思えません。
急には資産を移さず、「1年以内に10万→資産30から50%→100%」とする方が、安全とのことですので、せめて流動性資産を30%くらいにはできるよう資産調整したいと思います。購入対象品にETFを考えていたのですが、思っていたより手数料を取られる(米国上場のETFの場合30ドル前後)ので、一回の投資が微々たるものである私としては、保有コストのメリットを受けられそうにありません。
現在は、楽天証券とSBI証券にお世話になっていますが、手数料と睨めってしながら購入を考えたいと思います。もしくは、現在は投資信託のみを利用しているので、本書で紹介されていた「リレー投資」(投資信託である程度積み上がってからETFに切り替え)を試してみるのも一手かと思います。
なによりまずより、資産配分の変更です。 -
fxなど不適切な表現もあるが、初心者が投資をはじめる入門書としてはおすすめ。用語の解説も詳しいし、しばらく時間がたったら再読したい。
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自分の資産をしっかり把握して、預金じゃなく運用しようというのが趣旨。
ポートフィリオを組む重要性を説いている以外は、
ほとんどが投資内容の説明。
そしてやたらと日本株を推しているのがちょっと引っかかった。
出した時期が2008年5月。
数ヵ月後にリーマンショックを迎え、
著者の考え方にも影響を与えたであろうから、
リーマンショック以降の著作も読んでみたい。 -
長期投資、資産形成の教科書的な本。考え方から実践方法までを、系統建てて説明してあり、じっくり読んで実践すれば、個人の資産運用ノウハウはこれ一冊で十分。
続編も読んでみようと思う。 -
ざっと見ただけ。内容はほかの投資本と同じ感じ。投信がたまったらETFへ乗り換えることを、コスト面から解説していた。投信はノーロードがあるが信託報酬が高く、ETFは信託報酬は安いが売買時に手数料が一定額かかるものが多いので、短期売買は適さない。円高ヘッジとして、外貨MMFを薦めていたのはちょっとよかった。
★「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2009」ベスト10はこちら
http://mail.monex.co.jp/?4_74530_28888_12
VT(トータル・ワールド・ストックETF):1本 で日本を含む世界中の株式に投資ができる商品です。 世界47ヵ国の2,731銘柄が投資対象となっており、FTSEオール・ワールド・イン デックスに連動した運用成果を目指しています。
昨年末の時価ベースで見ると、地域別の配分は次のようになっています。
北米 45%、 欧州 28%、太平洋諸国 13%、新興国 14%
●バンガードの他のファンドのラインアップ
米国 VTI(トータル・ストック・マーケットETF)
欧州 VGK(ヨーロピアンETF)
太平洋諸国 VPL(パシフィックETF)
新興諸国 VWO(エマージングマーケットETF)
また、小型株に関しても2本のファンドがあります。
米国小型株 VB(スモールキャップETF)
世界小型株 VSS(FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF) -
インデックスによる分散投資を知ったきっかけの新版
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読書中
来年から本格的