一人で特許【実用新案・意匠・商標】の手続きをするならこの1冊 (はじめの一歩)

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  • 自由国民社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426113995

感想・レビュー・書評

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  • 今回は積ん読で終わる。手続きを具体的にどうしていくのかを理解する場合には有効な一冊だとは思う。

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    特許関連

  • 20140311終了。自分で書くための、まとめ&チェックリストがある。書式の記載も。もう一度借りる。

  • 図書館で借りた。手続関連

  • 特許出願をする場合は「特許事務所」に依頼するというのは、大企業で予算も確保できる場合には最適な方法だと思います。専門家が特許がとれるような文章を書いてくれますし、特許取得に向けてのケアも、費用もそれなりにかかるものの、会社として取り組む場合は問題ないと思います。

    この本は、主に、特許を取得に対してあまり費用をかけられない、個人や中小企業に向けて書かれた本のようです。

    費用のかかる専門家に依頼する前に、自分で関連特許とIPDL(特許電子図書館)で確認してみる等のアドバイスもありました。知的所有権の中には、特許以外にも商標もありますが、これを中小企業が自分で取り組む分には役立つ本のように私は思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・明細書を書くポイントは、1)発明のあらまし、2)背景技術、3)課題を解決させるための手段、4)発明の効果、5)発明を実施するための形態(p29)

    ・段落番号をつけるのは、出願したのちに手続き補正(訂正)をしたいときに、段落番号ごとに補正ができるようにするため(p29)

    ・納付手続きの簡素化のために、平成20年の法改正で、銀行口座からの振り替えができるように(H21.1.1)なった(p50)

    ・警告後の実施については、実施料にあたる補償金の請求ができる(補償金請求権)、これができるのは、特許権の設定の登録になってから(p55)

    ・自然法則とは、誰が、いつ、どこでやっても同じことをいう(p58)

    ・著作権の権利期間は、本人の死後50年、映画は公表後70年(p59)

    ・1年間の特許出願件数は、40万件以上、特許の権利が取れるのは4割程度(p61)

    ・商標において、よいネーミングとは、1)目:見やすい、2)耳:聞きやすい、3)口:言いやすい、4)頭:覚えやすい、5)手:書きやすい(p149)

    ・ネーミングのチェックポイントとは、1)簡潔に表せる、2)覚えやすい、3)読みやすく、話しやすい、4)絵になりやすい(p149)

    2012年7月16日作成

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著者プロフィール

1953年、長崎県生まれ。工学院大学工学部卒、1979年社団法人(現・一般社団法人)発明学会に入社し、現在は、発明学会会長・発明配達人として、講演や著作、テレビ、ラジオなどで「わかりやすい知的財産権の取り方・生かし方」「創造力の高め方」「わかりやすい特許出願書類の書き方」などの指導を行っている。東京日曜発明学校校長、工学院大学非常勤講師。がくぶん通信講座「アイデア商品発明講座」講師。


「2017年 『一人で特許【実用新案・意匠・商標】の手続きをするならこの1冊 第5版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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