フランスの小さくて温かな暮らし 365日──大切なことに気づかせてくれる日々のヒント

  • 自由国民社
3.55
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本棚登録 : 1016
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426126889

作品紹介・あらすじ

旅がもっと楽しくなる
何気ない日常がもっと愛おしくなる
めぐる季節の中で暮らしに取り入れたい毎日のエッセンス

フランスに住む人たちの何気ない習慣、
暮らしに欠かせない食べ物、
ふと幸せを感じるひととき…
そのいとなみが、遠く離れた日本に暮らす私たちに、
日々を心地よく丁寧に過ごすために大切なことを教えてくれます。

『フランスの小さくて温かな暮らし365日 大切なことに気づかせてくれる日々のヒント』は、フランスの1年365日を、実際に生活する私たちの目線から紹介する本です。フランスのさまざまな伝統や習慣がわかる歳時記であり、日々の暮らしで感じたことや気づいたことを綴った日記でもあります。フランスを旅したことがある人もそうでない人も、それぞれが思い描くフランス像があると思います。365のコラムを読んでいく中で、共感したり、驚いたり、納得できなかったり、うらやましいなぁと感じたり、フランスのいろんな表情を見つけてもらえると思います。
 最初のページからじっくり読み込まなくても、日めくりカレンダーのように毎日少しずつ読んだり、興味を惹かれた写真のページから読んだり、自由に楽しんでいただけると思います。また、関係のある話題へのリンクを表示しています。日々のつながりも感じてもらえたらうれしいです。
 この本はコロナ禍以前に書き始め、真っ只中に書き終わりました。今、世界が直面している未曾有の状況は、フランスの日常生活にも大きな影響を及ぼしています。コロナ禍以後には、さまざまな変化が待ち受けているかもしれませんが、 ここに書き留めたフランスの文化や、フランスらしさのようなものが、消えることなく続いていくことを祈っています。
(本書「はじめに」より)

感想・レビュー・書評

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  • 同じシリーズのイギリスを読んだ後、こちらを少しずつパラパラと読みました。気のせいか、イギリスより「ほぅ、そうなのねぇ」と初めて知ったことが多かった気がする。

    それぞれのページに載っている写真も、「お、これ、いいな、なんかオシャレ!」と思うものが多かった。チョコレートやケーキなど甘いものの話題が多かったのも、フランスならではという気がする。

    ここからは完全に個人的なつぶやきになるけれど、最近パリに魅力を感じるようになったのは、歳のせいかな、と思う。多くの人が感じると思うけれど、フランス(パリ)は、日本に比べて、男女問わず、「若さ」を重視したり、必要以上に持ち上げない風潮があると感じる。成熟した人が堂々と自分のオシャレを楽しんでいたり、老いた人でも自信をもって自分の暮らしを楽しんでいる、というか・・・。基本的には、主語が大きい定義は好きではないけれど、これはフランスが文化として長い年月をかけて培ってきた素晴らしい風潮だと思うのです。で、昔の若かった私はそこに気づけなくて、今ふと気づいたというわけです。といってもフランスには一度しか行ったことがないので、書籍や映画などを通して気づいてきたわけなんだけれど、気になりだしたら気になるので、もっとたくさんフランス映画を観たいし、また必ずフランスに行きたいとひそかに思っている。

    なかなか読み返す機会がありそうな本ではないけれど、いつかフランスに行く時に参考にしたいので、とりあえず本棚行き。

    • hu61124さん
      URIKO さんのフランス観、同感です。私もバリに一度行ったきりですが、お決まりの観光地だけです。今度は田舎町に行きたいな、と思っています。...
      URIKO さんのフランス観、同感です。私もバリに一度行ったきりですが、お決まりの観光地だけです。今度は田舎町に行きたいな、と思っています。最近、綾瀬はるかがフランスの田舎でいろんな体験をするNHKの番組を見ました。紹介されたタルトタタンを作ってしまいました
      2023/09/02
    • URIKOさん
      >hu61124さん
      コメントありがとうございます!

      私の思い込みのようなフランス観を書いてよかったのかな、と思っていましたが、コメントい...
      >hu61124さん
      コメントありがとうございます!

      私の思い込みのようなフランス観を書いてよかったのかな、と思っていましたが、コメントいただけて嬉しいです。
      フランスの田舎も良さそうですね!いつか行けますように♪
      2023/09/02
  • フランスの日常や暮らしぶりを日めくりカレンダーのような感じで描かれた本。

    一つ一つのテーマが本当に身近な生活のもので、例えばマーケットや、メトロ、家庭料理、お菓子、お祭り、習慣、映画、などなど、親近感を覚えるものからびっくりするものまで、どのパートを読んでも楽しい。

    少しガイドブック的な要素もあるので、ますますフランスに行きたくなる。

    とても温かくて優しくて、美味しいスイーツを食べながら読みたい、そんな本でした。

    フランス大好きの友達に勧められた本。
    なるほど納得です。

  • 365日、1日1ページ。
    その日付や季節にちなんだ写真と文章でフランスを紹介しているもの。
    食べ物や観光地だけでなく、フランス人の習慣や不思議な言い回し、そこに長い間住んでいる人ならではの視点で面白かった。

  • 行ってみたいなと思わせてくれる。
    普段の何気ない物や日々のヒント、フランスに住む人たちの習慣など。
    ほわっとしたあたたかさが写真と文章から感じられる。
    遠く離れた日本にも届けてくれる感覚がいい。
    日々、枕元に置いて1ページだったり、4.5ページだったりその日の気分で読んでいる。
    365日あるので、振り返ってその日を読むこともある。

  • 最高に素敵なフランス

    フランスに行きたくなる!
    なんて素敵な国民性
    オシャレすぎて、、、憧れる、、、

    この本を読むだけで、フランスに行ってきた気分になれた
    365pと、ボリュームもある

    サイコーすぎ、、、
    とりあえずフランスのオシャレ映画みたい

  • フランス行きたい…コロナおさまれ、円安とまれ

  • 各所に暖色系ルームランプで必要に応じて付けていく。キャンドルも特別なことがなくても普段からつけるそう。

    フランスのアーカイブ宝庫ina.frはインタビュー映像、バラエティなど放送を無料で視聴できる。

  • フランスの暮らし方や習慣を、おしゃれな写真と共にたくさん知ることができる良本。フランス好きには、見ているだけで楽しくて癒される。

  • 1日1話のフォトエッセー。写真がキレイ。一つのテーマをこういう風に書いていくのは面白いかも。企画の勝利。

  • フランスについてのあれこれが4月1日から365日分=365ページにわたって写真付きで書かれている。1日1ページずつでも、1日1月分ずつでも、気になる日付のところからでも、どこから読んでも楽しめるが、思わず1日で読んでしまった。この本を持ってフランスに行きたくなる一冊。

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著者プロフィール

トリコロル・パリ(荻野雅代・桜井道子)
フランス在住の日本人ふたり組。2010 年にパリとフランスの情報サイトを立ち上げ、独自の目線でおすすめの観光情報、フランスの素顔をお届けしている。著書に『フランスの小さくて温かな暮らし 365 日─ 大切なことに気づかせてくれる日々のヒント』(自由国民社)、『パリが楽しくなる! かんたんフランス語』(パイ・インターナショナル)、『とってもナチュラル ふだんのひとことフランス語』(白水社)など多数。

「2022年 『まいにちふれるフランス語手帳 2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

トリコロル・パリの作品

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