ドイツの女性はヒールを履かない――無理しない、ストレスから自由になる生き方

  • 自由国民社
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426128999

感想・レビュー・書評

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  • ドイツには行ったことがないので、参考になった。
    一冊の本で、世界のことが知れるって、本てすごいなあ。

    日本人とドイツ人と言うよりは、自分と他者の考えの違い。1番印象に残ったのは、靴へのこだわりと、10歳で将来を決めること。

    早速ビルケンシュトックのビーサン買ったw今度お店にも行ってみよう。あと、スクワットもまたやろうっと。

  • 日本とドイツの文化の違いについて、ハーフの著者の経験や考えをもとにいろいろな視点を教わった。
    私は海外旅行の経験から、やはり日本は他国と比べて考え方や生き方に柔軟性が少ない印象を持っていたが、ドイツとの比較でもそれは明らかだった。
    ドイツの文化にも良し悪しはあると思うが、どちらかというと個人主義社会であり、結婚についてあれこれ言われたり、進学や就職についても〜歳でこれをする、〜しているのが一般的だ、という考え方が少ないことを知り、新鮮な気持ちになった。
    日本では独身女性が寂しいイメージを持たれたり、どこか欠点があるのではないかと見られたりすることがあるが、そんな風潮や雰囲気が少しでもなくなればいいなと思った。思っても周りは変わってくれないので、少なくとも私は自分の生き方に自信を持って、堂々としていようと思った。
    あとは、あまり小難しく考えず、世界にはもっといろんな考え方があることを思い出し、自由になりたいと思った。
    ドイツ文化にもとても興味が湧いたので、いつかドイツに長期滞在して、その文化を感じてみたいとも思った。単純に他国の文化を知ることができ、楽しい読書時間を過ごすことができたので、この本に感謝したい。

  • タイトルはあまり関係ないが、歩きやすい靴は欲しくなった

  • タイトルにもある「ドイツの女性はヒールを履かない」から、昨今のKuToo絡みの本かと構えて読み始めたが、そんなことはなく、寧ろ読んでいてリラックスできる内容だった。
    筆者サンドラ・ヘフェリン氏も巻末インタビューに答えている門倉多仁亜氏も、ドイツ人と日本人のハーフであることもあり、多少の比較論はあるものの基本的には、自分は自分他人は他人、ストレスの少ない生活を選べばよくない?と優しく投げかけている。決して日本流を否定するわけではなく、ドイツだとこんな感じだけど、試してみれば?程度の内容で心地よかった。
    ドイツでの就職(インターンシップ)の話や恋人の友達との繋がりの話など、海外に漠然と抱いていたイメージとは少し違っていて勉強になった。一概に、海外>日本と
    言えないなあ、私には日本の方が楽でいいわ、とも思え、もっと自国に対して愛着が湧いた。ただし、今すぐ真似したいことも色々あったので(特にカルテスエッセン)、本書の趣旨通り、参考にして自分自身を労ろうと思った。

  • ドイツの女性はヒールを履かない――無理しない、ストレスから自由になる生き方。サンドラ・ヘフェリン先生の著書。真面目で計画性があって時間を守るのは日本人とドイツ人の共通点。でも女性にとって生きやすいのは日本よりもドイツ。日独ハーフで日本とドイツの両方をよくご存じのサンドラ・ヘフェリン先生だからこそわかる日本社会の問題点で日本女性の生きづらさ。サンドラ・ヘフェリン先生のような人が日本の政治家になってくれれば日本社会も少しは良くなるのかな。女性が生きやすい活躍しやすい社会になるのかな。

  • 2023/12/8~
    メルカリ 800円

    おもしろかった、ドイツ人の価値観を知りたくて、最近ドイツ人の生活関係の本を読んでいる。

    歩く文化でマネしたいけど、日本との気候が全然ちがうため、そこは参考になりませんでした。
    歩くことを一番マネたかったので気づいてガッカリした。

    ドイツと同じ気候になる時期(11~4月くらい)はあるので、その時期は取り入れたい。

    ・ヒールを履かない理由は、歩くのが好き
    ・同じ靴は2日連続で履かない 靴が傷まないように
    ・「フランス人は10着~」・・あれは嘘
    ・ビルケンシュトックの靴はおすすめ(イメージはヒッピー、労働者のイメージ)
    ・原始的、あるものでどうにかしよう!
    ・睡眠大事、7~8時間は寝る(人前で寝るのは無礼)
    ・化粧は特別な日だけ(普段はノーメーク)
    ・香りに拘る(香水クールウォーターマン)
    ・努力よりも才能
    ・向いてないことは諦める(諦め早い)
    ・同じ仕事をする(転職は7年に1度が目安)
    ・恋愛至上主義
    ・個人主義
    ・旅行至上主義
    ・人は人
    ・自分の意見や思いが優先

  • 2023/08/02リクエスト 5
    頑張りすぎない
    歩くこと、それに適した靴を履くこと

  • ”頑張りすぎない“このワードは心に残りました。
    文化の違いがメリットデメリットに捉えられるなぁと感じました。
    結婚前は手を抜く!今後の自分の心に戒めておきます。

  • 日頃周りの会話聞いてると、その価値観って、日本の文化の中で出来上がってるもので、みんな自分自身の価値観を見直さないのかな?って苛立つ。この本の複数の点に共感した。印象に残ったのは、日本女性は自分で家事育児をやることが素晴らしいとされ芸能人は家事を外注してることを言わない、「結婚できる」「結婚できない」という言い方、努力をしてることが素晴らしい(私の解釈では苦労をしていることが素晴らしいという価値観)、日本は性別を意識しすぎで友達の男女が2人で出かけることを避ける、とか。ほかにもへえ〜と思うことがいくつか書いてあった。「週末には家事などではなく、心ときめくことをしたい」か。。そしてあとがきに結婚したら最初が肝心、いかに最初にハードルを下げるか、やっぱり頑張らないことが大事、と書いてあって、著者自身の経験かなと思った。

  • 自然を愛して、ありのままの自分でいたいと思った!

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著者プロフィール

ドイツ・ミュンヘン出身。日本人の母とドイツ人の父を持ち、日本在住は20年以上。日本人でありドイツ人でもあるという立場から、ハーフ、多文化共生などをテーマに発言や執筆をおこなっている。『ハーフが美人なんて妄想ですから!!』(中公新書ラクレ)、『体会系 日本を蝕む病』(光文社新書) 『なぜ外国人女性は前髪を作らないのか』(中央公論新社)ほか著書多数。

「2022年 『ほんとうの多様性についての話をしよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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