メジャーリーグの数理科学 上 (シュプリンガー数学リーディングス 第 2巻)
- シュプリンガー・ジャパン (2004年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784431710165
作品紹介・あらすじ
打率、出塁率、打点、本塁打数、防御率、得点圏打率、盗塁成功率…新聞やテレビでよく報道されている野球の記録。中には数字が一人歩きしているものもよくある。実力だけでなく、まぐれも起こるのが野球。統計学者でもある著者は、データや記録がいかに正確でも、取り扱い方を間違えるとまことしやかに誤った結論が騙られてしまう危険性に警鐘を鳴らしている。野球に関するデータを独断で解釈しないよう、また数字だけが一人歩きしないよう、さらに偶然のいたずらを実力と混同しないよう、データの裏に潜む真実を探り出すには、どのような考え方が必要なのか。野球と統計学をつなぐさまざまなアイディアを吟味する統計学、データ分析理論の本。
感想・レビュー・書評
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本で振り返る新語・流行語大賞2021(リアル二刀流/ショータイム)
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「興味深いデータに注目すると、その結果は実際よりも興味深いものになり選択的バイアスがかかる」や犠牲フライの得点価値など、興味深い話が多かった。統計学などで学習した内容がこんなとこで理解に役立つとは思わなかった。図書館で延滞してるから早く返さなきゃ。
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この本をもとに野球のシミュレーションの研究をしました.
バイブル的な本です. -
(2004/09)
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【最後まで読んでない】
MLBのデータを統計的に処理している。
BOS(Baseball operating system)を勉強する際には必ず読む。
後編もある。 -
野球と統計学、データ分析理論の本です。データが苦手な人でも読める本かもしれないですね。