有価証券報告書の見方・読み方 第7版: 会社情報の宝庫

制作 : あずさ監査法人 

• 清文社 (2008年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[sudakoさんの感想 · 2009年11月30日]

「もともと無味乾燥な感のあるこの情報源は、読者が目的意識を明確にすることではじめて存在意義がある」

普通に生活しているだけではまず読むことはない有価証券報告書だけに、書き方ではなく読み方としての手引書は希少性が高い。
大体の本は、読者を飽きさせない、挫折させないためにやさしくざっくりしたとことをまとめて説明しているのに対し、本書はすべての項目について実際の例をつけて解説。
すべてを網羅していてかつわかりやすいとなると本書が唯一の存在なんではないかと思う。

その分厚さから、辞書的な使い方になるかと思いきや、語り口調もやわらかく通しで読めてしまう。
さすがに全項目を網羅しているだけあって、若干説明が足りないかなと思う箇所もあるが、そこは個別に各自勉強ということで。
手引書としては申し分ない。

一読しておくと後で辞書的に使うにしても探しやすいし、実際有報の注記等は非常に読みやすくなる。

[mkさんの感想 · 2009年1月13日]

テストテストテスト

著者プロフィール

KPMGのメンバーファームとして、複雑な課題を有するクライアントや社会に対して価値ある監査・アドバイザリーサービスを提供している。

「2022年 『ROIC経営　実践編』 で使われていた紹介文から引用しています。」