改訂新版 女の相続 ~SIX STORIES~

著者 :
  • 清文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784433484798

感想・レビュー・書評

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  • 相続に関する本、と貸してもらって、きっと犬神家なみのドロドロした話なんだろうなあ、と思って軽く読み流せばいいか、と読み始めたら、あれこれ違う!どれも素晴らしい相続の話でびっくり。
    税理士の人が書かれただけあって、どこまで実際にあった話かはわからないが、税理士が絡むだけあって、出てくる家は皆資産家ばかり。しかし、相続で受け継ぐものは単なる資産だけではないことや、あとがきの対談でも述べられているが、相続を経て価値観も変化すること、それが6つのストーリーに散りばめられていて、感動で時々目を潤ませながら読み終えた。
    全てが読後感のよい素晴らしい話ばかりなので、気持ちよく読み終えられる本。ちょうど私くらいの、40代以上からのこれから相続を迎えて行く世代におすすめ。

  • するするっと読んでふーんで終わった本でした。
    巻末の対談の部分までは読む気になれず割愛したが、女の人は、娘、嫁、妻、母という四つの顔で~」という言葉には感銘を受けた。
    女性は大変だなぁというのはわかったが、それが出来合いの短編物語で綴られても、ああ、そうですか、とい感想しかない。物語としては物足りないのある。せめて全編を通して登場する木村氏でしたっけ?最後の章でこの木村氏がどんな人物でなぜ税理士になって方々から声が掛けられるようになったかなどを語ってくれて各章をまとめてくれていたら小説らしくなっただろうに、残念でした。

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著者プロフィール

株式会社タクトコンサルティング 会長・税理士。不動産活用・相続・贈与・譲渡など資産税に特化したコンサルティングを展開。資産税を軸足とした税理士として、執筆、講演に注力。
著書『がんばれ大家さん!』『継ぐより分ける相続』(以上タクトコンサルティング)『ほんもののコンサルタントになる本』(住宅新報社)『こころの相続』(言視舎)ほか多数。

「2019年 『笑う税金 過笑申告は不要』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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