わかる→書ける→つながる 法人税申告書に強くなる本〈平成24年8月改訂〉

著者 : 小谷羊太

• 清文社 (2012年9月7日発売)

感想・レビュー・書評

[ヒロ之丞さんの感想 · 2024年1月5日]

俺はまだまだ消化しきれていないが、復興特別法人税についても書いてあるし、数値例を挙げて丁寧に説明されているのでよい。

ある程度、法人税の概略をつかんでから読む分にはおすすめできる。申告書の書き方に特化した本であり、「法人税とは？」「益金、損金とは？」みたいな総論的なオリエンテーションは潔く省かれている。

いずれにせよ、これ1冊でなく様々な著者の本を読み比べるとよい。違った角度から説明が行われることにより、理解が立体的になる。事業年度をまたぐ立体的な理解が、法人税申告書には必須になる。

納税充当金がひとつのヤマだと思う。留保とか社外とかややこしい。留保って、会計と税務でP/LだけでなくB/Sもズレてることを記録しておくためのもの？別表四から別表五（一）への橋渡しってこと？うーん、モヤモヤするw