ある性転換者の幸福論

著者 :
  • 十月舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434009846

作品紹介・あらすじ

性転換が成功した人々というのは、職業的成功は別として、ある程度幸せを約束された人種と言えるかもしれない。ただの一つも夢が叶わない人の多い世の中で、少なくとも性転換したい望みは叶ったのだから。一人ひとりの当事者にとって違った意味のある性転換なのだろうけれど。例えば不本意ながらでも両方の性を生きた経験から、男女がどこまで同じで、どこが違うか身にしみてわかり、真の平等とはいかなるものかについえて深々と理解し、その考えを広めていくことに使命を感じるのもよいだろう。各々が自分にとっての最高の意味を、意義を見出せたなら素晴らしい。

感想・レビュー・書評

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  • 性同一性障害に関する書籍です。
    虎井氏はFtMTSで、日本を代表する性同一性障害者の一人です。

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著者プロフィール

1963年、東京都生まれ。法政大学文学部卒業。「FTM日本」「ASIAN TS CLUB」主宰。“人間と性”教育研究協議会会員。FTMインターナショナル(本部:アメリカ)メンバー。著書『女から男になったワタシ』『キアヌ・リーブス!』(青弓社)など、共著『ある性転換者の記録』(青弓社)。

「2000年 『トランスジェンダーの仲間たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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